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パ・リーグベストナイン初選出のオリックス山本由伸「一年を通してプレーしてきた部分を評価していただいた」

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山本由伸

 日本プロ野球機構(NPB)は14日、ベストナインを発表した。全国の新聞、通信、放送各社に所属し、プロ野球取材経験5年以上の記者投票により選出された。パ・リーグの球団別では、前年最下位からリーグ優勝を果たしたオリックスから最多の4人が選出された。5人が初選出となった。パ・リーグは有効投票総数282で、最多得票は山本由伸投手(オリックス)の279票だった。

▼パ・リーグ選出選手
投手
山本由伸(オリックス)初
捕手
森友哉(西武)2年ぶり3度目
一塁手
レアード(ロッテ)初(2016年に三塁手部門で選出)
二塁手
中村奨吾(ロッテ)初
三塁手
宗佑磨(オリックス)初
遊撃手
源田壮亮(西武)4年連続4度目
外野手
杉本裕太郎(オリックス)初
吉田正尚(オリックス)4年連続4度目
柳田悠岐(ソフトバンク)2年連続6度目
DH
近藤健介(日本ハム)3年ぶり2度目(2020年に外野手部門で選出)

▼オリックス選出選手のコメント
山本由伸
 「ベストナインに選んでいただいて、とても光栄です。一年を通してプレーしてきた部分を評価していただいたと思いますので、本当に嬉しいです。またこの賞をいただけるように、来シーズンもしっかりと頑張りたいと思います」

宗佑磨
 「このような賞をいただける日が来るとは想像していなかったのでとても光栄に思います。人生で経験したことのないプレッシャーの中で野球ができたことが僕の人生でとてもいい経験になったので、またこのような経験ができるようにたくさん練習して、来年もまた選出してもらえるような成績を残したいと思います。そしてリーグ連覇、来年こそ日本一、その一つのピースになれるように頑張ります!」

吉田正尚
 「4年連続で選んでいただき、大変光栄です。チームとしては優勝して、大舞台も経験できましたし、とても有意義なシーズンだったと思いますが、個人としては、まだまだできたことがあったと思いますので、悔しい部分も多いです。来年も引き続き選んでいただけるように、一つでも多くの打撃タイトル獲得をめざして頑張ります!」

杉本裕太郎
 「シーズンが始まる前は、まさか自分がベストナインに選んでいただけるとは思っていなかったので、本当にうれしく思います。打撃でも守備でも、まだまだレベルアップしないといけないことは多いですが、今シーズンここまで出来た事を自信にして、また来シーズン、この賞に選んでいただける活躍ができるように頑張ります!」

▼ロッテ選出選手のコメント
レアード
 「ベストナインに選出いただきとても光栄に思います。過去にもベストナインには選出していただきましたが、また違うポジションでもこの賞を獲得することができて本当にうれしく思います。来シーズンはよりベストなパフォーマンスをファンにお見せできるように頑張ります。そしてマリーンズにとってもベストなシーズンとなるように勝利に貢献したいと思います。幕張スシ!サイGO!」

中村奨吾
 「ずっと獲りたいと思っていたこのベストナインを受賞することができ、とてもうれしく思っています。来シーズンも選んでいただけるように、そしてチームの勝利に貢献できるように精一杯頑張っていきたいと思います」

▼日本ハム選出選手のコメント
近藤健介
 「今シーズン、なかなか思うような結果がついて来ない時期もありましたが、昨年に続いてベストナインに選ばれたことをうれしく思います。チームは5位に終わってしまい、個人的にも悔しい1年だったので、来シーズンは新監督の下、今年以上の成績を残して、最後に笑って終えられるようにしたいです」

 15日に発表されるMVPはオリックスの山本由伸が、最優秀新人賞もオリックスの宮城大弥が有力視されているが、どうなるのか注目されるところだ。

(どら増田)

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