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仮病で救急車を呼びタクシー代わりに使った男を逮捕 自宅まではたった200メートル

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画像はイメージです

 救急車は本来、救急を要する人を運ぶという大切な役割を担っているものだ。しかしながら、ある国には自宅の立地を利用して救急車をタクシー代わりに使った男がいる。

 ​>>「息切れがする」と救急車を呼んだ男を逮捕 車内で救急隊員が被害に、男の本当の目的とは<<​​​

 台湾に住む台湾人の男(年齢不明)が、自宅が病院のほぼ隣にあることから頻繁に救急車を呼び、出先から救急車で何度も帰ったと海外ニュースサイト『The Times Now』と『Indiatimes.com』などが11月27日までに報じた。

 報道によると、男の家は病院のすぐ隣にあったという。男はこれを利用し、スーパーマーケットに買い物に行くたびに病気のふりをして自ら救急車を呼び、救急車で病院まで搬送されていた。『Indiatimes.com』によると、男はスーパーから徒歩で帰ることが嫌で、救急車を呼んでタクシー代わりにしたという。なお、スーパーから自宅までの距離は約200メートルだった。

 男は実際には健康で、体調に問題はなかったため、病院に運ばれると診察を受けずに自宅に戻っていた。ある日、男はいつものようにスーパーに救急車を呼び、病院に運ばれた後に診察を受けずに帰ろうとしたが、帰る途中で病院のスタッフが男の姿を目撃。スタッフが不審に思い、これまでに搬送されていた記録を確認したところ、男は過去およそ1年間で39回も仮病で救急車を呼んでいたことが発覚したという。39回全て、スーパーからの搬送だったとみられている。

 病院側は警察に通報。男は公共サービスの不正利用を繰り返したとして逮捕された。男は今後、罰金刑に問われる可能性があるという。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「人としてありえない。コロナ禍だしより悪質」「たった200メートルの距離なのに歩けないのか。怒りしかない」「200メートルなら、救急車を呼ぶより歩いた方が早そう」「男はただ嫌がらせをしたかっただけ」「診察を受けずに帰ったのは仮病がバレたくなかったことと治療費を浮かせる目的もあったのでは」「よく39回も気づかれなかった。患者の管理体制も甘いのか」などの声が挙がっていた。

 男の犯行は悪質極まりないものであり、道徳的にも許されない行為といえよう。

記事内の引用について
「Man calls ambulance 39 times in a year because he 'didn't want to walk home' from supermarket」(The Times Now)より
https://www.timesnownews.com/the-buzz/article/man-calls-ambulance-39-times-in-a-year-because-he-didnt-want-to-walk-home-from-supermarket/835709
「Taiwanese Man Warned After He Called Ambulance 39 Times A Year To Use It As 'Free Taxi'」(Indiatimes.com)より
https://www.indiatimes.com/trending/wtf/taiwanese-man-warned-after-he-called-ambulance-39-times-a-year-to-use-as-free-taxi-555368.html

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