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「空飛ぶ円盤」が自家用車になる時代が近づいている!?

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 近年、空飛ぶスーツや空飛ぶ車の開発、実用化に関連するニュースが世界中で報じられるようになり、われわれが思い描いた「未来の社会」へ近づいているのかもしれないと思わせてくれる。

 そして先日、アメリカ・ワシントン州タコマ市のZeva社が「空飛ぶ円盤」としか言いようのない一人乗りの飛行可能な乗り物を発表して注目を集めた。

 その乗り物の名前は「ZERO」。ホバーモードから前方飛行モードに移行し、時速250キロ超で快適に巡航する「パーソナル・フライング・マシン」だという。「ZERO」はマルチコプターの最良の特徴と、航続距離と効率を向上させる流線型の翼体を融合させた、新しいクラスの航空機とZeva社は説明しており、電動垂直離着陸機(EVTOL)と空飛ぶ円盤を組み合わせたような形をしている。

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 カーボンファイバー製の円盤形ボディの直径は2.4メートル、重量は317キロ。前後に2つの推進ハウジングがあり、それぞれに2つの電動プロップが同軸上に取り付けられている。

 その飛行形態から「ZERO」は大きな空港や格納庫を必要としない代わりに、発進にはビルの側面に取り付けられた専用のドッキングステーションを使用することが想定されている。「ZERO」は建物から離れた後に水平方向に回転、パイロットは腹ばいになって窓から前方、上下方向を見ることになるという。

 Zeva社では、この「ZERO」の用途を主に軍や法執行機関に加え、捜索救助など、迅速な進入と離陸を必要とするプロジェクトのためのものと考えている。もちろん、航続距離が伸び、一般にも普及するようになれば、個人的な空の旅や配達業務にも用いられるだろうとのこと。

 Zeva社CEOのStephen Tibbits氏は、「ZERO」の価格について「可動部やその他の部品が非常に少ないため、大量生産が可能になれば1台25万ドルで販売」することを想定しているという。

 2年前から開発が進められている「ZERO」が本格的に売り出されれば、いよいよわれわれが自前で「空飛ぶ円盤」を所有することができるようになるのかもしれない?

山口敏太郎
作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。
YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中

関連動画
ZEVA - Future of First Respons(YouTube)より
https://www.youtube.com/watch?v=aK3omBponDY&feature=emb_title
関連記事
Get Ready For the World’s First One-Person Electric Flying Saucer(mysterious universe)より
https://mysteriousuniverse.org/2021/11/get-ready-for-the-worlds-first-one-person-electric-flying-saucer/

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