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巨人・桑田コーチの中4ローテ継続方針に疑問の声 今季は裏目も「必ずできる」と自信満々のワケは

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桑田真澄コーチ

 一軍投手チーフコーチ補佐として今季から巨人に入閣し、15日に投手チーフコーチに昇格した桑田真澄コーチ。29日に伝えられた先発運用についての発言がネット上で物議を醸している。

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 報道によると、桑田コーチはチームが今季終盤に採用した中4・5日ローテについて、「僕はいいことだと思う」と肯定的な考えを表明。同時に、「彼らはできると思っていますので。まだそのやり方を知らないだけでね。やり方を知れば必ずできると思っているので。しっかり鍛えていきたいと思っています」と、来春キャンプでは継続を念頭に置いた指導に臨む旨を明言したという。

 今季の巨人は8月までは中6日ローテで先発陣を運用していたが、9月ごろから中4・5日ローテに移行。しかし、間隔を詰めた影響は大きかったのか、先発陣は同月24日~10月20日にかけ22試合連続で白星なしと結果を残せなかった。

 桑田コーチの発言を受け、ネット上には「結果に繋がらなかった中4・5ローテをなぜ継続しようとするのか理解できない」、「中6日、一部投手は中10日で回して優勝したヤクルトと真逆の方針で笑えない」、「開幕から特攻ローテなんかやったら絶対シーズン最後まで先発持たないぞ」と批判や反発の声が寄せられている。

 一方、「来年もローテ間隔詰めるってことは、6人目の出現は諦めたってことか?」、「目ぼしい投手がいればわざわざ中4・5日ローテを続ける必要は無いから、その目ぼしい投手がいないってことなのかな」、「今ローテに入ってる5人をフル回転させた方がマシって考えた説もありそう」と、継続方針に至った背景を推測するコメントも数多く挙がった。

 「今季の巨人は先発ローテ6枠のうち5枠は菅野智之、山口俊、戸郷翔征、高橋優貴、メルセデスが埋めましたが、残る1枠の固定に苦戦。終盤に入っても台頭してくる投手が現れなかったことが、先発5人で回す中4・5日ローテ採用に至った一因とみられています。一方、現先発陣は菅野、山口が過去に最多勝を獲得し、戸郷、高橋、メルセデスも2ケタ前後の白星を挙げた経験を持っています。そのため、桑田コーチは6人目の台頭にかけるよりも、中4・5日ローテで現先発陣の登板機会を増やす方がチームの白星につながると判断したのかもしれません。また、17日に伝えられた『来年はしっかり実行するといいますか。病院でいうと診察が今年で、来年が治療するということですね』という桑田コーチの発言を踏まえると、今季の中4・5日ローテ採用は来季の本格導入を見据えた計画的な作戦だった可能性もあります。仮にそうだとすると、桑田コーチは今季出た課題や反省を踏まえて指導を行えば十分結果は出せると考えているとしても不思議ではないでしょう」(野球ライター)

 中4・5日ローテを採用した9月から今季終了までは、「10勝25敗8分・勝率.286」と黒星が大きく先行した巨人。チーム成績を見ても成功したとは到底言い難いが、果たして桑田コーチの継続方針は来季どのような結果をもたらすのだろうか。

文 / 柴田雅人

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