search
とじる
トップ > スポーツ > 楽天・浅村のツバ吐き、手招き挑発にドン引き「自分から乱闘仕掛けるなよ」 死球直後の行動に批判、普段の態度から豹変したワケは

楽天・浅村のツバ吐き、手招き挑発にドン引き「自分から乱闘仕掛けるなよ」 死球直後の行動に批判、普段の態度から豹変したワケは

pic pic

浅村栄斗(写真は西武時代)

 29日に行われた楽天対日本ハムの一戦。「5-0」で楽天が勝利したこの試合で、楽天のプロ13年目・30歳の浅村栄斗が見せた振る舞いがネット上で物議を醸している。

 >>楽天・田中に「野手陣を叱り飛ばすべき」の声 好投後の意気消沈ぶりに同情集まる、球界OBが指摘する“見殺し続き”の背景は<<

 問題となっているのは、「5-0」と楽天5点リードの8回裏に浅村が見せた振る舞い。浅村は2死ランナーなしの状況で第5打席に入ったが、日本ハム4番手・鈴木健矢が投じた初球のストレートが腰付近に直撃。直後に浅村はバットを持ったままマウンド上の鈴木に詰め寄るそぶりを見せ、そこから一塁に歩く際も1度大きく唾を吐くなどいら立ちをにじませた。

 直後に浅村は代走を送られて交代となるが、三塁側の自軍ベンチに帰る途中に再びマウンド上の鈴木に詰め寄る。すると、これを見た日本ハムベンチからロドリゲスが飛び出し浅村に突っかかっていこうとしたため、両チームの選手・首脳陣も後を追うようにグラウンドへ殺到し両者を引き離した。

 ところが、浅村は引き離された直後にロドリゲスに対し右手の手のひらを上にして手招きするジェスチャーを見せ、ロドリゲスが制止を振り切って浅村に向かっていこうとするなど事態はさらに紛糾。そこから約1分後にようやく両チームがベンチに下がったが、一連の流れを受け審判団は警告試合にすると場内にアナウンスした。

 一触即発の事態を招いた浅村の振る舞いを受け、ネット上には「死球受けて怒る気持ちは分かるけどさすがに態度悪すぎだろ」、「唾吐きながら相手を威嚇しにいくなんて本当にドン引き」、「ロドリゲスに何を言われたのかは知らんが、下手に挑発して自分から乱闘仕掛けるなよ」といった苦言や批判が多数寄せられている。

 同時に、「浅村がここまでキレてるのは初めて見た、一体何が気に入らなかったんだ?」、「鈴木はちゃんと帽子取って謝ってたけど、それでも怒り続けた理由が気になるな」、「わざとぶつけたって感じたのか、それとも打てないイライラもあったのか…」と怒りの背景を推測するコメントも複数挙がった。

 「これまで西武(2009-2018)、楽天(2019-)でプレーしている浅村は、西武時代からプレー中にあまり感情をあらわにしない選手。一方、鈴木は29日試合前時点では今季18登板(17イニング)で与死球数が2個と取り立てて多いわけではありませんでした。そのため、鈴木の死球に激高した上に相手を挑発するようなそぶりを見せた浅村の姿に驚いたファンも少なくないようです。なお、浅村がここまで激怒した詳しい理由は不明ですが、ファンの間では点差がついている試合終盤にいきなり初球をぶつけられたことから故意死球を疑ったのではという見方が浮上しています。また、9月の浅村が『.197・4本・9打点』と打率2割を切っていることから、もともと不振でいら立ちを募らせていたのではという意見も見られます」(野球ライター)

 試合後、日本ハム・栗山英樹監督が「当ててしまったこっちが悪い」と謝罪したことが伝えられている今回の騒動。浅村は特に故障などは負っていないというが、後味の悪い試合になってしまったようだ。

文 / 柴田雅人

関連記事

タグから探す


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ