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タリバン政権は「日本と仲良くしたい」田中元議員の『サンモニ』での発言が物議 「平和ボケ」の指摘も

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画像はイメージです

 29日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、元衆議院議員で福山大学客員教授の田中秀征氏がアフガニスタンのタリバン政権について持論を展開。その内容が物議を醸している。

 田中氏はタリバン政権の現状やアフガニスタンにおける日本人の状況について質問されると、「どうなってるのか全然わからない」とコメントする。そして、「ただね8月の早い機会にタリバンの報道官が日本人は退避しなくていいと言ったわけですよ。それと同時にだから飛行機は必要ないということも言った。これはあの言い方も見ていても日本人と仲良くしていきたい、日本と仲良くしていきたいっていう気持ちが感じ取れる言い方で」とタリバン政権が日本と友好関係を築こうとしていると分析する。

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 その上で、「今後タリバンの政府とアメリカなんかよりはるかに口の利ける仲をね、保つことができるなら、そういう方向を日本は取っていくべきだと思うんですよ。そうじゃないとやっぱり中国ロシアの方へどんどん押してっちゃうっていう、そういう感じになるから、タリバンがそういう気持ちで言うなら出来る限りとにかくタリバンの様子を見ようと。はねのけるんじゃなくていう、そういう報道官の話を聞いてそう思いますね、強くね」と語った。

 田中氏はタリバン政権を認め、話をするべきだと感じている様子。しかし、ネット上では「本当に信じて良いのか」「日本人を人質に取ろうとしている可能性もあるのに、報道官の言葉を鵜呑みにして良いのか」「世界が様子を見ているのに何を言っているのか」「平和ボケの最たるもの」と憤りの声が上がる。

 また、『サンデーモーニング』は先週の放送でも、大阪大学非常勤講師の谷口真由美氏が「タリバン政権はジェンダーを理解している」という趣旨の発言をしているだけに、「誤ったメッセージを発信している」「番組のタリバン政権擁護が鮮明になっている」という批判も。

 ただし、「あくまで個人の見解」「タリバン政権を擁護しているわけでもない」という声もあった。

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