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菅総理と小池都知事に「至急お辞めになった方がいい」とキッパリ 倉持医師、過去にはカッターの刃の嫌がらせも

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小池百合子都知事

 新型コロナウイルス関係の識者としてテレビ出演を続ける、医師の倉持仁氏の発言が注目を集めている。倉持氏は、8月3日放送の『Nスタ』(TBS系)内で、中等症の患者を自宅療養とする政府の方針に「言っていることがめちゃくちゃ」と猛批判。菅義偉首相と小池百合子東京都知事を名指し、2人の発言は「国民にまっとうな医療体制を供給しませんよというメッセージだと思う。こういう人たちに国を任せては国民の命は守れませんから、2人とも至急お辞めになった方がいい」と直言した。

 倉持氏は栃木県にあるインターパーク倉持呼吸器内科の院長を務める人物。呼吸器内科の専門家として多くのテレビ出演を果たしているほか、ツイッターでも積極的に情報発信を行っている。そんな倉持氏は、過去にも直言を行ってきた。

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 7月4日には自身のツイッターで、東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、人類の努力や英知を引き合いに出し、意欲を示す菅首相に対し、「残念ながら日本においては努力や英知を集結はせず、ほぼほぼ自助ときおり共助、ほぼなし公助、そして絆。なんの絆かはわかりません」とバッサリと切り捨てた。

 5月12日のツイッターでは「政府批判をすることなど目的ではありません。自分の患者さん達に不利益が出ないように医師の立場として発信しています」と自身の立場を明確に示している。

 2020年7月に出演した『ひるおび!』(TBS系)では、安倍晋三首相(肩書は当時)が配布した「アベノマスク」に、「限られた医療資源の中で、なんでここにお金を使っちゃうのかということは医療従事者から見ると、非常に残念な気持ちにならざるを得ない」と批判した。

 こうした直言が多いためか、過去には倉持氏の元にはカッターナイフの刃が送られてくることもあったという。

 政府の間違ったコロナ対策に「ハッキリと物申す」倉持氏の姿勢には、「信頼できる先生の存在だけで、どれだけ厳しい現実の中でも、心の拠り所と希望になります」「これからも『正しい』ことを教えて下さい」といったエールの声がネット上では多く聞かれる。これからも倉持氏の発言は注目を集めそうだ。

記事内の引用について
倉持仁氏のツイッターより https://twitter.com/kuramochijin

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