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『あさイチ』の「マスクで熱中症ならない」検証が物議 放送後に厚労省SNSが真逆の投稿も?

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画像はイメージです

 1日放送の『あさイチ』(NHK総合)で紹介された「マスクで熱中症にならない」という検証結果に、ネットから困惑の声が集まっている。

 問題となっているのは、「検証!マスクで熱中症になる?」という特集。そもそも、熱中症は脱水や深部体温の上昇により引き起こされるとのことで、名古屋工業大学の平田晃正教授がマスクの有無による深部体温の変化の違いについて検証を行った。

 結果、深部体温の変化にマスクの有無はほとんど関係ないということが判明することに。平田教授は「(マスクは)ほとんど熱中症のリスクに直結しないということが示されました」と話していた。

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 また、医師の川波祥子氏は「軽度の運動負荷であれば、マスクの有無によって熱中症のリスクが上がるということはないと思います」と実験した結果を紹介。一方、番組ナレーションは「とは言え、この結果をもってマスクで熱中症のリスクは上がらないと説明するのはまだ早いそう」と言い、長時間の運動や負荷の重い運動の場合はまだ検証が行われていないと説明された。

 しかし放送後、厚生労働省の公式ツイッターは「熱中症予防:高温多湿時は距離をとってマスクをはずす」とつづり、「熱中症を防ぐためにマスクをはずしましょう ウイルス感染対策は忘れずに!」と記された画像を投稿。『あさイチ』の放送を受けて投稿されたものかは不明ではあるものの、放送内容が否定された形になっていた。

 また、放送にネット上からは「実際マスクでマラソンして亡くなってる小学生とかいるのに」「マスクに熱中症のリスクないって勘違いを生む」「この時期は定期的に外すことを推奨した方がいい」という番組側への批判的な声も集まっていた。

 厚労省の呼びかけと特集内容が異なっていたこともあり、『あさイチ』の特集は多くの疑問が寄せられてしまった。

記事内の引用について
厚生労働省公式ツイッターより https://twitter.com/MHLWitter

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