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若手時代のナイナイ、先輩の楽屋への挨拶なかった? 中山秀征が明かす“全員暗かった”番組とは

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ナインティナイン・岡村隆史

 6月10日深夜放送の『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送系)に、タレントでお笑い芸人の中山秀征が生出演を果たした。番組では最近の放送で、ナイナイよりも先輩にあたる中山を「秀ちゃん」と気軽に呼んでいいのかを巡って論争が巻き起こっていた。

 ナイナイと中山は、1993年から94年に放送された深夜番組「殿フェロ」こと『殿様のフェロモン』(フジテレビ系)で共演している。この番組には、若手芸人としてナイナイのほか、よゐこや極楽とんぼが出演しており、このメンバーがのちの「めちゃイケ」こと『めちゃ×2イケてるッ!』(同)へ繋がる。「殿フェロ」は、往年の同局の深夜番組『オールナイトフジ』を彷彿とさせる内容のほか、深夜ならではのお色気テイストのある企画も秘かな注目を集めた。

 この番組には、新人時代の女優の常盤貴子もMCで出演していた。これには、中山が「絶対プロフィール載ってないやつでしょ」とツッコミを入れると、矢部浩之も「端折りますよね」と同意を寄せていた。確かに現在の常磐は、バラエティに出る機会はほとんどないだけに、深夜のお色気番組への出演は黒歴史と言えるかもしれない。

 「殿フェロ」には「めちゃイケ」に繋がるメンバーのほか、大阪から東京進出を果たしたばかりの今田耕司も出演していた。この並びに、中山は「何と言うか全然違う流派の人たち」、矢部も「異種格闘技」と話していた。今田は中山の良くも悪くもチャラいノリに合わせず、「俺の楽屋の横で電気消してシャドーボクシングしてる」存在だったようだ。今田のストイックな性格が窺い知れるだろう。

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 岡村隆史は「なんか大阪の吉本と東京のもありましたし」と、芸人や事務所間の東西対立の空気についても語り、矢部も「『VS』がありましたと」と証言していた。中山も「なんかすげえ番組自体はキラキラしてて明るいんだけど、始まる前全員暗くなかった? 静かだったよね」と当時の空気を振り返り、矢部も「緊張感があった。殺伐としてました」と語っていた。ナイナイが中山の楽屋へ挨拶へ行くこともなかったという。

 現在でこそ、関東と関西の芸人がテレビのバラエティ番組で共演するのは珍しいことではない。ただ、かつては東西で明確な対立構造があった。両者に歩み寄りが見られたのが、明石家さんまや島田紳助さんら関西芸人と、ビートたけし、片岡鶴太郎といった関東芸人が共演した80年代の名物番組『オレたちひょうきん族』(同)だった。「殿フェロ」は今から見れば、まだ雪解けから間もないころだけに、ピリピリとした空気もあったのだろう。

 ネット上では「やっぱりお互いの記憶をすり合わせていくのは面白いわ」「これは神回確定だな」「秀ちゃんすげえ優しい」といった声が聞かれた。

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