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ダルビッシュ、オリックス宮城の投球術を称賛「着眼点凄い」の声 高校時代から熱視線を送る‟手の使い方“とは

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ダルビッシュ有(写真はレンジャーズ時代)

 パドレス・ダルビッシュ有が、12日に自身の公式ツイッターに投稿。オリックスのプロ2年目・19歳の宮城大弥の投球術を称賛した。

 宮城は2019年ドラフトで1位指名を受けプロ入りし、今季は11日終了時点で「6登板・4勝0敗・防御率1.45」と勝利数、防御率、勝率でリーグ1位の数字を残している先発左腕。ダルビッシュは2019年7月28日に自身のツイッターで、「興南の宮城投手いいわぁ。投げ方、球筋、総合的に好きすぎる。俺あんなピッチャーになりたかったわぁ」と高校時代の宮城をべた褒めしていた。

 12日、前述のツイートを引用し一般ユーザーが「見る目が凄い」と投稿。これを引用しダルビッシュは「自分は曲がり球のリリースの時に利き手の甲をホームベース側に持っていくのが上手+そこからの脱力の仕方が上手な選手が好きなんです」、「宮城投手は高校の時からかなり上手かったですね。これが出来る人は曲がり球で奥行きを使えるので打ちづらいと思います」とコメント。宮城は変化球を投げる際の手の使い方がうまいため、打者にとっては打ちにくい投手だろうと称賛した。

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 ダルビッシュのツイートを受け、ネット上には「手の甲の使い方が上手いというのは着眼点が凄い」、「テークバックから投げるまでに変な力みが無くスムーズってことなのかな」、「力の抜き方が上手いなら、その分変化球が曲がるタイミングもずらせたりできてそう」といった反応が多数寄せられている。

 「一般的に投手はテークバックの際に手の甲を本塁方向に向けると腕の振りがスムーズになり、その分コントロールも安定するといわれています。また、変化球はリリースの際の力の入れ方で変化量や曲がるタイミングが変わるので、ダルビッシュはこれらを総合して、宮城は変化球をうまく操る術を既に身に付けていると評価しているものと思われます。実際、宮城は11日終了時点での被打率が『.153』で、現在までに規定投球回数に達している投手(両リーグ合わせて24名)の中ではトップの数字をマークしています」(野球ライター)

 2019年にダルビッシュからツイッターを通じて称賛された際は、「眠れないほど嬉しかった」と語ったという宮城。今回の称賛ツイートも本人にとって大きな励みとなることは間違いなさそうだ。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
ダルビッシュ有の公式ツイッターより
https://twitter.com/faridyu

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