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ドラマ『リコカツ』、前評判覆し女性から期待! リアルな夫婦問題“あるある”が満載?

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北川景子

 金曜ドラマ『リコカツ』(TBS系)が、視聴者から注目を集めている。

 北川景子主演の本作。運命的な出会いをきっかけに交際ゼロ日でスピード結婚するが、早々に離婚を決意する夫婦が描かれる。自分に正直なファッション雑誌の編集者・水口咲を北川景子、厳格な自衛官一家で育った航空自衛隊員・緒原紘一を永山瑛太が演じている。

 しかし、実はドラマ開始前の評判は芳しくなかったという。

 「番組紹介の時点で、離婚を決意した夫婦が描かれると明かされてしまっているため、その後最終回まで掛けて夫婦の形や、夫として、妻としての成長を描いていくのは必至。ドラマファンからは、『ラストが見えてる』『どうせ喧嘩しつつ最終的には分かり合うんでしょ?』といった冷たい声が聞かれていました。また、“離婚”がテーマになっているということで、13年の永山瑛太(当時・瑛太)主演のドラマ『最高の離婚』(フジテレビ系)を連想させた人も。ネットからは『最高の離婚が面白かったから比べられそう』『最高の離婚がよかったし、同じような話は見劣りする』という厳しい指摘も聞かれました」(ドラマライター)

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 ところが、蓋を開けてみると意外にも称賛が相次いでいたという。

 「第1話では、勢いで結婚し、厳格な家庭で育ったお堅い紘一になんとか合わせようと必死な咲が描かれましたが、その様子が視聴者の心を掴んだそう。前半では家事の分担などを含む家庭の価値観の押し付けや、自分はパン食なのに新婚夫に言い出せない咲の葛藤が描かれ、後半ではそんな咲の不満が爆発。勢い余って緒原家の家訓まで貶めるような発言をしてしまい、関係が破綻するという展開でした。これに視聴者からは『最初は言い出せないけど、我慢が溜まって爆発する様子がリアル…』『こういう喧嘩、実際あるよね!』『一緒に暮らし始めは価値観合わないし押し付け合ったり必要以上に遠慮したりしちゃうもの』といった共感が殺到することに。夫婦問題の“あるある”がリアルに描かれていると評価する声が集まっていました」(同)

 前評判をいい意味で裏切り、一筋縄ではいかなくなっている本作。今では多くのドラマファンが、『リコカツ』に登場する夫婦たちの今後を共感とともに見守っている。

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