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WWE殿堂入りの新日本プロレス獣神サンダー・ライガー「身に余る光栄です」

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獣神サンダー・ライガー

 昨年1月に引退した新日本プロレスの獣神サンダー・ライガー氏(以下敬称略)が、日本時間7日に世界配信された名誉殿堂「WWEホール・オブ・フェーム」の記念セレモニーに映像で出演した。日本人選手ではアントニオ猪木氏、藤波辰爾に次ぐ3人目の快挙を達成。レガシー部門では他に故・力道山、故・ヒロ・マツダ、新間寿氏が受賞している。

 今年の「WWEホール・オブ・フェーム2021」は、昨年式典が中止となったものの2020年に殿堂入りが発表された獣神サンダー・ライガーが参加。元新日本の中邑真輔、日本のプロレスをリスペクトしているダニエル・ブライアン、新日本で絡みがあったレイ・ミステリオ、新日本ジュニア時代にライガーの背中を見ていたフィン・ベイラーが称賛コメントを送る中、映像としてタキシード姿で登場した獣神サンダー・ライガーは「この度はホール・オブ・フェームという由緒ある賞を頂きまして本当にありがとうございます。僕自身興奮しております。全身に鳥肌がブァーと立っています。インタビューを受けていますけど、こんなに緊張するインタビューは初めてです。このホール・オブ・フェームという賞を頂いたんですけども、それに盾とリングまで頂きました。身に余る光栄です。本当にプロレスラーやってて良かったと実感しております。本当にありがとうございました。Thank you all so much. Thank you all my fans in WWE」と受賞の喜びを語り、その模様は世界配信された。ライガーは新日本所属でありながら、WWEのブランドNXTにもレジェンドとして参戦するなど、現在は交流がない両団体と引退後も繋がっているのはとても意義あることだ。

 尚、「WWEホール・オブ・フェーム2021」では、今年新たに殿堂入りしたロブ・ヴァン・ダム、モーリー・ホーリー、エリック・ビショフ、ザ・グレート・カリ、オジー・オズボーン、リッチ・ヘリング(ウォーリアー・アワード)が登壇や映像で受賞スピーチし、最後に登壇したケインは家族、妻、WWEスタッフ、ファン、アンダーテイカーやポール・ベアラーらWWEスーパースターなどに感謝を伝えると、「こんな俺がWWE殿堂入りすることができるのだから、皆さんも何ができるか想像してみてください」と語りかけて締めくくった。

 さらに、「WWEホール・オブ・フェーム2020」では、2020年に殿堂入りが発表された獣神サンダー・ライガー、JBL、故ブリティッシュ・ブルドッグ(デイビーボーイ・スミス)の家族、ベラ・ツインズ、ウィリアム・シャトナー、タイタス・オニール(ウォーリアー・アワード)が登壇や映像で受賞スピーチし、最後に登壇したnWoはハルク・ホーガンが「2020年のWWE殿堂入りを果たした。nWoは永遠だ。なぜならメンバーたちがToo Sweetだからだ」と締めくくり、多くのファンがリモート観戦するこの会場でその功績を讃えられている。

(どら増田 / 写真・©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

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