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『電波少年W』、“アポなし”ロケなしで期待外れ?「地上波では見られない」好評な企画も

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土屋敏男プロデューサー

 1990年代から2000年代初めにかけて高い人気を獲得したバラエティ番組『進め! 電波少年』シリーズ(日本テレビ系)が、新たに『電波少年W 〜あなたのテレビの記憶を集めた〜い!〜』(WOWOWプライム・オンデマンド、YouTube配信)で1月16日に復活して約2か月が経過した。この番組の評判に関して、賛否が分かれる形となっている。

 「電波少年」と言えば、神出鬼没なアポなしロケが名物だった。政治家から芸能人などを突撃し、社会問題を引き起こしたことも。ただ、そうした企画は今回は行われておらず、「何だか拍子抜けした」「今、行って欲しいところ色々あるんだけどな」といった声が聞かれる。

 さらに、過去の突撃系のVTRの名作選なども、YouTubeでは権利の都合で流せないため、「この問題はクリアして欲しかった」といった声も聞かれる。

 ただ、YouTubeとWOWOWオンデマンドの配信限定版のレギュラーコーナーとして始まった「テレビの帝王と呼ばれた男」は好評だ。『てなもんや三度笠』(朝日放送他)、『アメリカ横断ウルトラクイズ』(日本テレビ系)などの伝説の番組のプロデューサーが次々と出演し、じっくりとエピソードトークを展開するため、「これは地上波で見られない企画」「テレビ史の証言としても貴重では」といった声が聞かれた。

 ​>>「電波少年」芸人 何度も死にかけた壮絶な無人島生活「自然のひじきってモンスターみたいな海藻」<<​​​

 さらにゲストでは、毎回「電波少年」の歴代出演者が招かれることも。南北アメリカ大陸縦断ヒッチハイクに挑戦した元ドロンズの大島直也、石本武士(現・ドロンズ石本)が別々の週に出演。元猿岩石の森脇和成も3月22日の放送に登場予定だ。こうしたゲスト攻勢に関しては、「何だか身内ノリでつまらない」「そもそも当時生まれてないし」といったツッコミも見られた。確かに、本放送から20年近く経過しているため、若い世代にとっては、幼少期の記憶としてもない、そもそも生まれる前の話といったこともあるだろう。

 やはり『電波少年W』は、当時を知る世代向けの番組に留まっているのが実情と言えそうだ。

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