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43歳男、病院で家族の名前を間違えられ職員に土下座を強要し逮捕「殺したろか」と恫喝も

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画像はイメージです

 4日、滋賀県大津市の病院で職員を脅迫したとして、43歳建設業の男が逮捕されたことが判明。その酷い行動に怒りの声が相次いでいる。

 警察の発表によると、男は1月30日、滋賀県大津市内の病院を訪れる。その際、61歳の男性職員が家族の名前を呼び間違えたことに激昂すると、「殺したろか」と恫喝し、土下座を強要した。

 さらに、男は治療した28歳の男性医師に対しても、「どう責任取るねん。出刃包丁持ってくるから腹を切れ」などと脅迫し、業務を妨害。病院側が警察に通報し、強要と脅迫、そして威力業務妨害の疑いで逮捕した。警察の取り調べに対し、男は容疑を否認している。現状、「疑い」の段階ではあるが、被害者がわざわざ嘘をつく可能性は極めて低く、犯行は事実と見るのが自然だろう。

 >>27歳の男、ラストオーダー後の注文を断られ土下座させ暴行 「態度気に入らなかった」と話す<<

 またも発生した、モンスター客による些細なミスを発端とした土下座強要事件。2日には神奈川県のカラオケ店で、27歳の男がラストオーダーの時間を過ぎているにもかかわらず、飲食の注文を行い、通らないことに立腹すると男性従業員に土下座を強要した上、身体を蹴ったなどとして逮捕されている。

 また、2018年にも名古屋市南区のコンビニエンスストアで、47歳無職の男が数百円の買い物を1万円札で支払ったところ、釣り銭を小銭から渡したことに激怒し、「殺すぞ、土下座しろ」などと土下座を強要し、逮捕された。

 このように何かトラブルが起こった際、「土下座」を強要する人間が一定数存在する。理由は様々だろうが、著しく正当性に欠けているにもかかわらず、従業員など他人に土下座を迫る行為は犯罪。強要された場合は応じず、速やかに警察に通報してほしい。

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