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「慰謝料を払え」国税局職員の男が看護師に因縁をつけ5万円を要求、恐喝未遂で逮捕

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画像はイメージです

 熊本国税局に勤務する53歳の男性職員が、病院の看護師から現金を脅し取ろうとしたとして、恐喝未遂容疑で逮捕された。

 警察によると、男は昨年11月、熊本県熊本市の病院で人間ドックを受診。その際、検査前の数値が基準を超えていたため、一部の検査を受けることができなかった。翌12月、再度来訪し検査を受けると、看護師や職員に対し、会議室で約30分間、「病院の不手際で、2日も休まなければならなくなった。慰謝料を払え」などと因縁をつけ、5万円を要求した。

 この後、被害を受けた病院が警察に通報。9日になり、恐喝未遂の疑いで逮捕された。警察の取り調べに対し、男は「事実は違う」「脅していない」と容疑を否認しているという。真実はこれから明らかになるものと思われるが、現状では複数の病院関係者が嘘をつく可能性は極めて低いと言わざるを得ない。

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 国税局員が医療関係者を「仕事が休んだのはお前らのせいだ。金を払え」と凄んだ事件に、「コロナで色々大変な時期に検診をしてくれるのに、こんな行動では同情の余地がない」「税務署員は税務調査をちらつかせて普段から恐喝をしているのではないか」などと怒りの声が上がる。

 そして、「この人間を税務署で働かさないでほしい」「税金を徴収する立場の人間は相応の品格と行動が求められる。絶対にクビにしてもらわないと納得できない」と厳しい処分を望む声が上がった。

 熊本国税局は「事実関係を確認の上、厳正に対処する」とコメントしている。今後、どのような処分をするのか、注目したい。

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