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コロナよりも桜を見る会を優先し、政府批判 『サンデーモーニング』の放送内容に疑問の声

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 27日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、関口宏の発言や番組の放送姿勢に一部視聴者から批判の声が上がった。

 番組冒頭、関口は「おはようございます。コロナコロナの1年、最後の週になりました。本当に疲れたね。まだ続くね」と話す。続けて、「まず今日は」と切り出し、安倍晋三前首相の「桜を見る会」問題を15分間にわたり放送する。

 この中で、橋谷能理子キャスターが「事実と異なる答弁が繰り返された」などと、既に安倍氏の不起訴処分が決定している「桜を見る会」問題について、強く批判。例によって、コメンテーター陣が安倍氏に対し、「証人喚問に出るべきだ」「議員辞職するべきだ」などと、かなり強い口調で批判した。

 15分後、ようやく新型コロナウイルスの話題へ。ここでも医療が逼迫しているなどと取り上げ、コロナ変異種が登場したことを報じる。そして、またもコメンテーター陣が、安倍前政権や現在の菅義偉内閣を強い言葉で批判を浴びせる。

 ここでは、具体的な「提案」などはなく、国際医療福祉大学感染症学講座主任教授の松本哲哉氏が「政府がリーダーシップを取っていただいて、国なり、自治体が実効性のある積極的な策を早めにやっていただきたい」と繰り返す。すると、関口は「こういうのを叫び続けた1年だった」などとまとめた。

 ​>>青木理氏「不安感や憤りがガースー発言の批判になってる」緊急事態宣言を求める野党も切り捨てて賛否<<​​​

 そして、スポーツコーナーでは、フィギュアスケートの全日本選手権で、優勝した羽生結弦選手が楽曲に「天と地と」を使ったことについて、「日本の武将を表すような曲を選んでくれた。武田信玄と上杉謙信が戦ったじゃないですか。その上杉謙信を象徴する、日本の武将を表すような曲を選んでくれたのも嬉しかったです」と力強く話す張本氏に「はあ、そうですか、はい」と話し、触れることなく話題を次に移した。

 近年ネット上で、一部から「思想が偏りすぎている」と批判を受けている関口と『サンデーモーニング』。2020年最後の放送も、「コロナより桜を見る会」「コロナに関連した政府批判」とその傾向が顕著になってしまったようだ。

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