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楽天・三木監督に「意味が分からない」ファン反発 敗戦を招いた継投策に賛否、試合後の弁明も物議

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 4日に行われた楽天対オリックスの一戦。試合は「9-2」でオリックスが勝利したが、楽天・三木肇監督が同戦で見せた采配がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。

 問題となっているのは、「2-1」と楽天1点リードで迎えた7回裏に見せた采配。楽天は先発した瀧中瞭太がここまで「6回101球1失点・被安打3・1四球」と安定した投球を見せていたが、三木監督はここで瀧中を降ろし2番手・池田駿をマウンドへ。しかし、その池田が1死三塁とピンチを招くと、続けて起用した3番手・寺岡寛治がタイムリーを浴び同点に追いつかれた。

 さらに、寺岡はその後1死満塁から走者一掃の三塁打を打たれ3点を失うと、8回裏に登板した4番手・津留崎大成も4失点。2番手以降の中継ぎが全員失点を喫した楽天は、結果「2-9」で大敗を喫する形となった。

 裏目に出た三木監督の継投策を受け、ネット上には「瀧中のプロ初勝利が三木のせいで消えた」「1安打しか打たれていない投手を6回で降ろす意味が分からない」、「安打、四球がかさんでたなら分かるが、どっちも少ない数字だったしなあ」といった批判や苦言が多数寄せられている。

 一方、「瀧中は自己最高の球数だったから仕方なかったのでは」、「100球初めて超えた投手を変に続投させるよりはマシ、結果的に采配的中とはならなかったが」といった擁護も複数見受けられた。

 >>楽天・三木監督に「意図が分からない」ファン激怒 試合後も“ノーコメント”、裏目に出た継投策が物議<<

 「今回やり玉に挙げられている三木監督は、1日の対ソフトバンク戦でも『6回89球無失点・被安打1・四球2』と好投していた先発・岸孝之を降ろし7回から継投に入ったところ、2番手以降のリリーフが全員失点を喫しチームは逆転負け。そこから3日後に同じような継投ミスを犯したことに多くのファンが不満を抱いているようです。ただ、同戦は1日の試合とは少々事情が異なる面もあります。今回白星を消された瀧中は2019年ドラフトで6位指名を受け入団した25歳のルーキーですが、今シーズンはここまで2試合に先発し最高の球数は80球。同戦は今シーズン初、そして自身初の球数100超えだったため、仮に続投させていてもそれまで通りの投球ができるかは未知数でした。点差がついていればまだしも、1点差だったため交代の判断は間違っていないと考えているファンもいるようです」(野球ライター)

 試合後、三木監督は継投策について「いろいろな理由があり、きょうはこの形でいくという判断でこの結果だった」と語ったことが伝えられている。しかし、一部からは「その“いろいろ”を話さないとファンは納得しない」との反発も噴出している。

文 / 柴田雅人

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