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31歳無職男、交通量の多い路上でスケートボードに乗り事故で書類送検 相次ぐ事故に怒りの声

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画像はイメージです

 1日、静岡県静岡市葵区で、交通量の多い道路でスケートボードに乗って走行したとして、31歳の無職男が道路交通法違反の疑いで書類送検された。

 ​>>スケートボードに腹ばいで乗った男児、ワゴン車の下敷きになり死亡 目を離した親に批判の声も<<​​​

 書類送検されたのは、静岡市清水区在住の31歳無職の男。8月1日午後4時頃、交通量の多い静岡市葵区の市道でスケートボードに乗り、走った。現場は一方通行で、道路を走行していた自動車を追い越そうと試み、衝突。サイドミラーを破損させた。道路交通法では、人や車両の通行が多い道路などでのスケートボードの使用は禁止されている。

 男は付近のスケートボード愛好家が集まる練習場を利用した帰りで、スケートボードで帰宅中だったものと見られる。男に怪我などはなかった。この事故に、「安全意識が低い」「スケボーで道路に出るな」と怒りの声が上がっている。

 スケートボードによる事故は多発している。今年6月には滋賀県彦根市の県道で、21歳の大学生が道路をスケートボードで走り、大型トラックに衝突し死亡した。この事故に関しては、トラックの運転手が前方の車を追い抜こうとして対向車線に出たところ、対向車線を走っていた大学生に衝突しており、トラック運転手の過失が大きいものと見られるが、交通量の多い道路をスケートボードで走る行為も道路交通法違反であり、事故の要因になったことは間違いない。

 また、同じ6月には東京都世田谷区の交差点で、4歳の男児が腹ばいになってスケートボードに手押しで乗っていたところ、40代の男性が運転するワゴン車の下敷きとなり、死亡する事件も発生している。この事故では、運転手が過失運転傷害の現行犯で逮捕されたが、男児の行動が事故原因であることから、運転手に同情する声が相次いだ。

 人や車の多い道路でのスケートボードは、道路交通法で禁止されている。今回は怪我などがなかったようだが、一歩間違えれば死亡する可能性もあった。今後、同じような事故や事案が続けば、免許制度や全面禁止などを検討せねばならなくなるだろう。

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