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乃木坂46の新曲作曲で話題の小室哲哉氏、意外なプロデュース作品

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小室哲哉氏

 音楽プロデューサーの小室哲哉氏が、秋元康氏の依頼で、乃木坂46の新曲「Route 246」の作曲・編曲を手がけたことがわかった。もともと小室氏は多くのアイドルに楽曲を提供してきただけに、今回も腕の見せ所となるのは確かかもしれない。

 ​>>前回の秋元アイドル曲は不発も、小室哲哉が乃木坂楽曲で復帰を決めたワケ 切実な理由が?<<​​​

 小室氏は90年代に多くのヒット曲を連発し、安室奈美恵、hitomi、華原朋美ら、プロデュースしたアーティストは「小室ファミリー」と呼ばれた。しかし、その人気は2000年代に入ると陰りを見せ、2008年には5億円もの巨額詐欺事件の容疑者として逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受ける。さらに、看護師との不倫が2018年の『週刊文春』(文藝春秋)に報じられ、記者会見の場で引退宣言も出していた。そのため、まさかの復帰に、「やっぱり帰ってきたか」「秋元康、グッジョブだな」といった声が聞かれた。

 小室氏は音楽プロデューサーとして、意外な人物の楽曲も手がけている。
 80年代に『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)内で、2012年に亡くなった安岡力也さんが扮していたホタテマンのテーマソング「ホタテのロックンロール」のアレンジを新人時代に手がけている。

 2007年には、デーモン小暮閣下のアルバム『GIRLS' ROCK』に収録された、渡辺美里の名曲『My Revolution』のカヴァーに楽曲を提供。

 2010年には、森進一のシングル『眠らないラブソング』と両A面『道標』の作詞作曲を手がけている。小室氏にとっては初の演歌歌手のプロデュース作品となったが、ほとんど話題にならなかった。
 同年には、やしきたかじんさんのシングル『その時の空』を作曲。作詞を手がけたのは、今回乃木坂46でもタッグを組んだ秋元氏だった。その後、たかじんさんは、病気療養を経て、2014年に亡くなるため、生涯最後のシングルとなった。

 アイドルばかりではなく、ヘヴィメタル、演歌、歌謡曲まで幅広く手がける小室氏が、見せる新境地に期待したいところだ。

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