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DDT遠藤哲哉「田中将斗を倒したオレは強いぞ!」KO-D王座奪還!

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田中将斗、遠藤哲哉

 DDTプロレスリングの『WRESTLE PETER PAN 2020【DAY2】』が7日、ABEMA、WRESTLE UNIVESSEで中継された。

 メインイベントでは、DDTの象徴であるKO-D無差別級チャンピオン田中将斗(ZERO1)が、次期挑戦「剣」保持者である遠藤哲哉の挑戦を受けた。本来ならこの日は、埼玉・さいたまスーパーアリーナメインアリーナでこの防衛戦が行われる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期されたため、無観客による対戦となった。

 遠藤は昨年12月28日、東京・後楽園ホール大会での『D王 GRAND PRIX 2020』決勝戦で田中に敗れて以来、6か月ぶりの再戦にこぎ着けた。“2度目の正直”を公言していた遠藤は、序盤からエルボー、ラリアットを繰り出し、果敢に攻め立てたが、グラウンドでは田中が圧倒する。しかし、遠藤は場外で立て掛けたテーブルに田中を乗せて攻撃を仕掛けようとするも、これは田中が阻止して、逆にデッドリードライブでテーブルの上に投げられ、テーブルは真っ二つに。遠藤は足を傷めた。ここから田中は足攻めを徹底し、ジャーマン、エルボーと畳み掛けるが、これを凌いだ遠藤はパッケージ式のカナディアン・デストロイヤーからシューティングスター・プレス2連発を繰り出して、3カウントを奪取。自身、11か月ぶり2度目の無差別級王座戴冠に成功するとともに、DDTでは負けなしだった田中に土を付けている。

 潔く負けを認めた田中は、自らベルトを遠藤に手渡し、両者はガッチリ握手。退場する田中に対して、遠藤は「田中さん!アンタは自分の団体でもないのに、ベルトの価値を高めるって言ってくれた。アンタが言ってくれたように、さいたまスーパーアリーナが開催できるまで、オレは防衛し続ける。その時、立場が違うけど、オレがあなたの対角に立てるよう楽しみにしてる」と投げ掛け、立場を変えての再会マッチ実現を口にした。そして、遠藤は「誰でもいい。今このベルトに挑戦しようというヤツいたら出てこい。次の挑戦者だけじゃなく、全員に言っとく。田中将斗を倒したオレは強いぞ。このベルトに挑戦するヤツら、それを頭に入れて来い!」とアピール。
 
 バックステージで、遠藤は「燃え尽きた。今日のタイトル戦終わったら、すべてから解放されると思ったけど、そんなことなかった。2冠だぞ。田中さんを倒した。やっぱ田中さんは負けてなお強し。今のオレは強いぞ。覚悟もって挑戦してこい。中村(圭吾)でも、岡谷(英樹)でもいい。練習生のデビュー戦で受けてもいい。今のオレに挑戦したいヤツがいたら、どんな手段使ってでも挑戦してこい。(フィニッシュは)意地。前回の『D王』で田中さんにキックアウトされたから、2発いかなきゃ、終わらせられないって。プロレスラーとしての本能。2発に賭けた。それで負けたなら本望。今日の2発はそういうこと」とかなりシンドイ試合を振り返った。王座から陥落した田中は「半年くらい持ってたベルトがなくなるのはちょっとさびしい。でも、次のさいたまスーパーアリーナまで、ベルト持ってて、ボクを迎えるって言ってたから、その時まで待とう。半年以上、田中が来ることで、リーグ戦、DDTが変わったと思えるように闘ったつもり。団体は違うけど、また挑戦できる日を楽しみにしてる。(敗因は?)今日は彼の方が強かった。100パーセントの田中将斗で行ったので。(ベルトの価値を上げた?)ボクはそういうつもりで上がってるんであって、決めるのはお客さん。上げたという自信はあるけど、見てくれた人が判断してくれれば」と遠藤との再会を楽しみにしているようだった。

 DDTは興行再開に向けて動き出しており、次のタイトルマッチは、ファンの前で行われることになりそうだ。

(どら増田)

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