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新日本メイ社長「興行再開は無観客から」再開のロードマップを発表!

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新日本プロレス東京ドーム大会

 新日本プロレスのハロルド・メイ社長は13日、新日本が無観客試合も含めて興行を行わない理由と、今後の再開に向けたロードマップについて説明した。

 新日本は新型コロナウイルス感染拡大防止ならびに、緊急事態宣言による自粛要請により、3月の『旗揚げ記念日』シリーズから、今月開催予定だった『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』まで、既に3か月に渡って無観客試合も含めた全大会を中止にしている。

 「1972年の創業以来、48年の歴史の中でもこれだけ多くの興行を中止にしたのは初めて」とした上で、「まさに非常事態であります」と語った。さらに、無観客試合を行わなかった3つの理由として、「選手、スタッフを感染のリスクから守るため」「会場の使用許可」「会社の社会的責任」を挙げた。会場に関しては「自前の会場やスタジアムを持っていないことから、無観客試合であっても会場側から断られる場合がある」とのこと。また、社会的責任に関しては「新日本は日本プロレス界の最大手であり、社会的責任が伴い倫理観ある行動が求められている。興行の可否については世間からの注目も集まる。緊急事態宣言と自粛要請が出ている現在、新日本が無観客でも試合を行うことで、『やっぱりこんな時でもプロレスはやるんだな』というネガティブなイメージを世の中に持たれたくない。48年間築いてきた信頼をコロナショックで失いたくない思いがあった」と述べた。

 今期は東京ドーム大会2連戦の成功などもあり、年内は黒字決算で終わりそうだという。今後については、緊急事態宣言の解除、感染者数の減少を見極めた上で、無観客試合から再開する方針だ。国内だけではなく、アメリカのLA道場でも開催するという。そこをクリア出来たら、観客を入れた興行を再開するが、まずは座席数を半数にし、1席間隔を置いた座席にするなど、しばらくは様子を見ていくとのこと。もちろんマスク着用、検温、消毒も徹底することで、リスクを最小限に留める。

 メイ社長が明確なロードマップを示したのは新日本にとって、大きな一歩かもしれない。

(どら増田)

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