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ラミレス監督も「プレッシャーに打ち克つ」と太鼓判! DeNA新キャプテン・佐野恵太が目指す不動の四番の座

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佐野恵太

 4年目の佐野恵太が11日、横浜スタジアムでのオープン戦で2本のホームランを放ち、4打点と爆発。チームを勝利へ導いた。「甘い球が来たら初球から行くのが自分の長所」の言葉通り、2本ともにファーストストライクを迷いなく振り抜き、3回の1本目は外角高めのフォークを、8回の2本目は内角のスライダーを、それぞれセンターの深いところの右左に叩き込んだ。「日を重ねるごとに感覚は良くなっている。調子が悪かった時には打てなかったストレートを弾き返せるように打席に入る」ことで、調子は上向きになったと振り返っていた。

 オープン戦はこれまで全て4番を任されていたが、結果は今一つで、周囲の雑音が聞こえて来そうな状況でもあった。だが、この日の結果を受け、ラミレス監督も「全打席とも良かった。打点は今日でチームトップで、全体でも上の方の9(点)、これで心配は拭き消した。いい意味での変化があり、成長が見えた」と満足げな表情を見せた。更に「毎試合使えば25から30本くらいホームランを打てる」とそのポテンシャルを認め、「時には苦しむだろうが、プレッシャーに打ち克ってくれると信じている」と改めて4番の座を任せることを示唆した。

 昨年は開幕から代打として無類の勝負強さを発揮し、徐々に首脳陣の信頼を勝ち取ると、8月には4番に座るまでに成長。今年は去年までベイスターズの象徴・筒香嘉智が任されていた4番、レフト、そしてキャプテンと、全ての役割を引き継いだ。「激しい外野手争いだが、期待に応えられるように頑張りたい。ゆっくり調整していいような立場ではない。打てる日ばかりではない」と、気を引き締めていた。

 もちろん、筒香の大きすぎる穴を佐野一人で埋める訳はないが、引き継いだポジション的に期待は自然と大きくなる。そんな周囲の声を力に変えて、25歳の若きキャプテンがベイスターズを悲願の優勝へ向かって牽引して行く。
  
 取材・文 ・写真/  萩原孝弘

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