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元文科省・前川氏、新型コロナは「安倍政権にとって神風」「高野連は同調圧力に負けたのか?」発言で物議

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安倍晋三総理大臣

 元文部科学省事務次官の前川喜平氏が10日から11日にかけ、新型コロナウイルスに対応する安倍晋三政権と、選抜高校野球大会の中止を決めた日本高等学校野球連盟(高野連)に独自の見解を示し、物議を醸している。

 前川氏は10日、新型コロナウイルス感染防止に苦慮する安倍政権について、自身のツイッターで「やっぱり新型コロナウイルスは、アベ政権にとって神風だ。『緊急事態』で国民の支持を取り付け、野党の追及を鈍らせ、野党の足並みを乱すことにも成功している。桜を見る会の私物化も、前夜祭の公選法違反疑惑も、東京高検検事長の違法定年延長も、国民の関心の外へ追いやられてしまった」と、安倍政権にとってウイルス感染拡大は「好都合」とする見解を示す。

 これについて、ネットユーザーから「亡くなられた方もいるのにこれは人として最低だと思う」「亡くなったり、家族を失う、卒業式やスポーツイベント、ライブなど楽しみを失った人がいるのに、あまりにも無神経な発言」「新型コロナウイルスまで政争の具にするなんてありえない」と怒りの声が上がる。一方で、「好都合だったことは間違いない」「自身に向けられた疑惑追及から逃れたことは事実だ」という声も出た。

 前川氏は批判的な声に一切耳を貸さず、この後も政府が新型コロナウイルスの影響で多くの学校が休校となっていることに批判を展開。さらに、11日には選抜高校野球大会を中止することとした高野連に対し、「高野連は同調圧力に負けたのか?」と再び安倍政権を揶揄するようなコメントを行い、一部から批判を浴びた。

 擁護の声もあったが、「新型コロナウイルスは安倍政権にとって神風」発言を、政治思想に関係なく不愉快と感じた人は多く、批判の声が広がっている。

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