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22歳女、オークションで入手した電車の合鍵で常磐線に侵入 マニアックな盗品に驚き、管理体制に疑問

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画像はイメージです

 9日、JR常磐線に合鍵を使って忍び込み、備品を盗んだとして逮捕された22歳女に、有罪判決が下っていた事が判明。その手口に驚きの声が広がっている。

 逮捕された女は7月8日午後11時頃、走行中だったJR常磐線の乗務員室にネットオークションで手に入れた合鍵を使って侵入。ワイパーを動かすなどして楽しんだのち、編成番号札1枚を持ち去る。大胆な犯行は防犯カメラにバッチリと映っており、後日御用となった。

 犯行の理由について検察側は、犯人が好きな常磐線115編成の一部を自分のものにしたいという感情によるものとし、「身勝手」と断罪。千葉地裁松戸支部は女に対し、懲役1年6か月、執行猶予3年の判決を言い渡した。なお今後、民事裁判の可能性も指摘されており、場合によってはJR側から莫大な損害賠償請求が行われることも考えられるという。

 ネットユーザーが唖然としたのは、女の大胆な行動よりも、ネットオークションで電車の合鍵が販売されているという事実。仮にこの合鍵がテロリストに渡った場合、多くの人が命の危険に晒されることは明白だけに、「そんな物を売っていることがおかしい」「売買されていることが怖い」「サイト側はなぜ咎めないのか」など憤る声が。

 また、「ブレーキ弁ハンドルが8万円で売られていた」「限りなく盗んだと思われるようなものが売買されている」などの指摘も。さらに、「鉄道会社に勤めている人間が小銭稼ぎのために売り飛ばしているのではないか」という声もあった。

 実際にどのサイトで売られているのかは不明だが、電車の合鍵が売られていることは、防犯上よろしくないことは明白。早急に対策を講じるべきだろう。そして、今回女性の侵入をいとも簡単に許したJR東日本についても、テロなどを防止する意味でも、管理や運行時の体制を見直す必要がある。

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