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『水曜日のダウンタウン』、持ち味の「毒」が消えた? しばらくは“マイルド路線”か

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ダウンタウン・松本人志、浜田雅功

 9月10日、TBSの人気バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』にて放送されたのは、「空手家が道具に1発蹴りを入れていいルールならいい勝負になる説」ほか数本。「空手家〜」はその名の通り、野球のバットや剣道の竹刀、ゴルフのクラブなど棒を使うスポーツの道具を空手家が蹴りで次々と折っていきハンデ戦を行っていくというもの。

 いつもより短い道具を使うことで予想外の結果になっていくスポーツ対決は、多くの視聴者の注目を集めたのだが、企画のラストでプレゼンターを担当した平成ノブシコブシの吉村崇が発した説明がさらなる注目を集めたという。吉村によると、「今回、使った道具はすべてスポーツセンターなどで廃棄予定だったものを手に入れて使用している」と補足が入ったのだ。これはまだ使える道具をバラエティのいち演出として粗末に扱うことは、関連団体からクレームが来る恐れがあり、予防策として廃棄予定の道具を使用したとされている。

 しかし、この説明の通りだと、折れる折れない以前に何かしらの欠陥のある道具を選手に渡していたということであり、そもそもの企画趣旨とズレるのではないか、との声があり、「妙に違和感のある説明」「今の説明は必要だったのか」とネットで話題になった。

 『水曜日のダウンタウン』といえば今年6月、芸人を拉致するロケが本当の誘拐事件と勘違いした一般市民から通報を受け、警察沙汰になったことが記憶に新しく、関係者の話ではこの一件以降、『水曜日のダウンタウン』はクレームを恐れるようになり、過激な行動を控えているのではないか、との話がある。

 事実、警察事件が問題になってから、番組の名物コーナーだった安田大サーカスのクロちゃんを狙った過激ドッキリや芸人の拉致企画は行われておらず、小ネタ中心の「マイルド路線」になっているほか、改編期の影響もあるが休止が多く、7月と8月はそれぞれ3回しか放送できておらず、放送回数も激減している。

 そのため現在、一部では警察問題が完全に風化されるまで、しばらくは「毒」のないクリーンな企画が続くのではないか、との予測もある。

 近年のバラエティ番組では珍しい、尖った毒のある演出をすることで有名だった『水曜日のダウンタウン』だが、ここ数か月はあえて冬眠期間を置いているのかもしれない。

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