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関ジャニ∞、大阪ドーム公演が台風で中止に 天候悪化時のイベント開催、過去には落雷死事故も

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 台風20号の接近にともない、8月24日に京セラ大阪ドームで開催予定だった関ジャニ∞の『KANJANI’S EIGHTERTAINMENT GR8EST』の中止が発表された。本ドーム公演は、26日まで4日間にわたって開催予定の初日であった。

 言わずもがなドーム公演は全天候型であり、雨が降っても開催には関係ない。しかし、台風接近となると事情は異なるようだ。

 「ドームでの開催は問題なくとも、コンサートには数万人の観客が集まります。交通機関の運休や乱れなどを考慮し、プロ野球の試合が中止になった例もありますね。関ジャニ∞は10代の若い女性ファンも多い。台風接近の中でコンサートを強行したとすれば、その後に帰れなくなるといったリスクが生じますので、それを防ぐための決断だったといえるでしょう」(業界関係者)

 屋外のロックフェスなどでは、天候が悪化するごとに事故リスクが増大して行くといわれている。大阪では過去には悲劇も起きている。

 「2012年の8月に大阪の長居公園で開催された、野外コンサート会場のそばで落雷事故が起こり、22歳の女性が死亡しています。エイベックス主催の野外ライブで、メインアクトはEXILEでした。当日はゲリラ豪雨が起こり、雨を避けるためか開演前に木のそばにいたところを落雷被害に遭いました。危険対策を怠ったとして、遺族がコンサートの主催者を訴えていましたが、賠償責任は否定されました」(前出・同)

 数万人の人が動くがゆえに、そこには想定外のトラブルも無数に生ずる可能性がある。そこで必要なのは安全第一であろう。やはり、今回の中止決定はやむを得なかったのではないだろうか。

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