本当は怖い「崖の上のポニョ」? 大物漫画家と宮崎駿にまつわる都市伝説が

ミステリー 2019年08月31日 23時00分

本当は怖い「崖の上のポニョ」? 大物漫画家と宮崎駿にまつわる都市伝説が画像はイメージです

 先日、夏場などになるとよく地上波で放送される、スタジオジブリの映画作品にまつわる都市伝説を紹介させていただいた。

 先日の8月23日も「崖の上のポニョ」が金曜ロードショー(日本テレビ系)で放送された。以前紹介した「千と千尋の神隠し」然り、「崖の上のポニョ」もいくつかの都市伝説が存在する作品だ。

 有名なものとして、「崖の上のポニョ」はクトゥルフ神話と関係性が深いのではないかというものがある。主人公の5歳の男の子、宗介が出会う魚の子、ポニョは人間になりたいと願い、次第に姿も人間に近づいていく。しかし人間の血をなめてから半魚人に姿を変える。その半魚人状態の姿がユーモラスでありながら、どことなくグロテスクな点もあるため、クトゥルフ神話に登場するインスマス人のようだとする指摘が当初から存在していた。

 また、ポニョの母親であるグランマンマーレはあまりに巨大であり、やはり巨大な姿をした母なるハイドラとの類似が指摘されていた。また父親のフジモトはクトゥルフ神話に登場する魔術師の立場だと考える人もいた。このように話の要素一つ一つが似ているという指摘が多かったのだ。

 また、筆者のコラムが都市伝説を生んだこともあったようだ。2008年10月6日に、当時のweb版・内外タイムズに、筆者は以下のような指摘を行った。

 「まずポニョの父・フジモト。彼は人間を捨て、魔法を操る海の住人となった。フジモトは、ポニョが人間社会の醜い部分に染(ま)ることを嫌悪している。また、フジモトのキャラデザイン、乗り物、海中の家、全てが手塚治虫チックだ。つまり、このフジモトは宮崎監督の手塚治虫へのリスペクトの反映ではないだろうか。(中略)そのフジモトが作った結界を破り、外に飛び出たのがポニョであり、宮崎駿であった。宮崎駿は先人・手塚のようにロマンチックなものを魔法=アニメには求めなかった。『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』のようにリアルな人間の性(さが)を描写することも厭わなかった。宮崎駿、つまりポニョの偉大なる冒険であったのだ」

 「さらに、明らかに海を越えてやってくる白人と思えるポニョの母親は、ディズニーではないだろうか。フジモトの、妻に対する『あの人』という呼称には、明らかに憧れがこもっている。手塚治が生前、ディズニーに憧れを持っていたのは事実だし、ディズニーは人魚姫という作品を制作している。つまり、ポニョの父・フジモトは、手塚治虫であり、ポニョの母である人魚は、ディズニーなのだ」

 このように書いたのだが、これが裏設定ではないかと流布されている。

 もちろんこれは作家・山口敏太郎の深読みでしかない。しかし、ジブリの作品からさまざまな読み取り方ができるということは、それだけ人々の脳内を刺激する名作ぞろいであるということの証左なのではないだろうか。

(山口敏太郎)

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