「警視庁や福岡県警などに公然わいせつなどの疑いで逮捕されたのは、主婦やOL、学校職員といった、本当に普通の女性ばかりです。彼女たちは、自身の局部の映像や、男性とのセックスの様子をライブ配信して、多額の報酬を得ていました」(全国紙記者)
動画視聴にかかる料金は、1分40円から500円程度で、動画を配信する側が自由に設定できるという。
「過激な動画になればなるほど視聴料金が高く設定できる仕組みです。今回、逮捕された25歳の主婦の場合、2017年10月頃からライブ配信を始め、これまでに約1000万円稼いでいる。有名なユーチューバーの女にいたっては2016年3月以降、分かっているだけで7000万円以上稼いでいたというから驚きです」(同)
よほど儲かるのだろう。もともとプロのAV女優も参入し、逮捕されている。
「2012年に引退した朱音ゆい(30)は、いまだに出演作のDVDが売れ続けている人気女優です。デビュー当時は『10年に1人の逸材』と呼ばれ、ファンも多かった。本人は『生活費を稼ぐため』と供述しているようですが、AV女優を続けるより、動画配信を自分たちでやったほうが稼げると思って始めたのかもしれませんね」(AV関係者)
現在、AV女優のギャラは10万円程度。名もない「企画女優」の場合、2〜3万というケースもザラだというから、動画配信のほうが実入りはよさそうだ。
「とにかくアダルトDVDが売れないんです。ネットには、違法にアップロードされたAV作品が山ほどありますからね。ネットが使える若い男性は、みんなタダでヌイてますよ。それに対抗するために、有料サイトは過激になる一方なんです」(同)
これらわいせつ動画は札幌、愛知、福岡など全国各地から発信されており、ようやく当局が摘発に本腰を入れたところだ。