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『嵐』活動休止で浮上したメンバー“結婚”という春風

 なぜ『嵐』が突然に活動休止を発表したのか? 記者会見の内容とは別に、巷では様々な憶測を呼んでいる。1月27日に大野智(38)、櫻井翔(37)、相葉雅紀(36)、二宮和也(35)、松本潤(35)らが2020年12月31日をもって活動休止することを発表した。

 「事実上の解散で間違いない。ただ、不思議なのはSMAPが解散し、ドル箱を失ったジャニーズ事務所が“生命線”とも言うべき嵐の解散を、なぜ認めたのか? それが大きな謎です」(民放テレビ局関係者)

 実は、今回の活動休止会見を開く数日前から、「一部週刊誌が嵐メンバーの大スキャンダルを報じるのではないか」と噂されていたのである。

 「結論から言えば、スキャンダル情報はガセ。むしろ、いまだに根強く囁かれているのはメンバーの結婚問題です。二宮は元アナウンサーの伊藤綾子、相葉は一般女性と事実婚状態。櫻井は一時期、破局が報じられたテレビ朝日の小川彩佳アナ、さらに松本も女優の井上真央と復縁し、結婚を前提に交際しているともっぱらの評判になっているんです。さらに、某メンバーには、交際女性を妊娠させているという話も浮上しているんです」(ジャニーズ事情通)

 本丸がメンバーの結婚ということならば、「嵐が去って春風吹く」ということになるのだが…、もう一つ浮かび上がってきたのは、メンバーの不仲説。もはや修復不可能な状態だったという。

 「嵐メンバーによる休止会見で際立った点は、リーダーの大野が“すべての責任は自分にある”と公言したこと。さらに、相葉がメンバーの不仲説をあえて否定したことの2点です。そもそも嵐は、松本と二宮、櫻井と相葉の派閥があり、大野が1人孤立していた。その大野が、リーダーとしてグループを仕切るのが嫌になったというのが本音でしょう。会見で話したように、言い出しっぺが大野だったというのは納得です」(芸能関係者)

 嵐を巡る事実上の解散騒動において、改めて注目を集めているのがジャニーズ事務所の求心力低下だ。

 「ジャニーズは、もはや事務所としての体をなしていないと言っても過言ではない。所属タレントの不平不満を封じ込めることができていないんです。次は、中居正広やTOKIOの長瀬智也が独立を発表すると噂されていますからね」(ジャニーズ関係者)

 今後、2年間かけて嵐のファイナル商戦が展開される。ジャニーズは、それで元を取るつもりらしいが、所属タレントの“脱走”には頭を抱えている。果たして「嵐が去って春風が吹く」かどうか、新しい元号からのジャニーズから目が離せない。

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