史上最多収入を記録した夏の甲子園 “目先”の取り組みも大事では?

スポーツ 2018年12月08日 15時00分

史上最多収入を記録した夏の甲子園 “目先”の取り組みも大事では?画像はイメージです

 第100回記念大会にふさわしく、大いに盛り上がりを見せた今夏の甲子園。複数メディアの報道によると、今夏の入場者数「101万5000人」、収入「約7億8000万円」、剰余金「約2億3000万円」はいずれも過去最高。また、報道の中では、56校が出場したことにより日程が2日増えたことや、外野席が有料化されたことなどが主な理由として挙げられてもいる。

 一方、気になる剰余金の行方だが、現時点ではその大部分が「高校野球200年構想」に用いられるという。「普及」、「振興」、「ケガ予防」、「育成」、「基盤づくり」の5項目からなるこの取り組みには、1億5000万円もの大金が充てられるとのことだ。

 もちろん、これから先の“未来”を見据えた前述の取り組みに、それ相応の費用をかけることは大事なことではある。ただ、筆者個人としては、選手に寄り添った“目先”の取り組みにも力を注いでほしいという思いもある。

 7月19日配信記事でも取り上げたが、酷暑に見舞われた今夏は予選の段階で選手や観客が熱中症に見舞われる例が頻発。その後迎えた本大会でも、暑さの影響からか選手が足にけいれんを起こしたり、審判が熱中症による交代を余儀なくされたりといった場面がいくつか見られた。不幸中の幸いで死者こそ出なかったものの、このままでは悲劇が起きるのも時間の問題だろう。

 そんな悲劇を現実のものとする前に、大会を預かる人々にはできることがあるはず。日程に余裕を持たせたり、積極的にナイターゲームを設けたりするだけでもかなりのリスク軽減となるはずだ。

 また、もし「費用がかさむ」ということであれば、チケット価格の更なる値上げに踏み切ってもいい。カネが絡むとその分批判も増えるが、選手を守るための“必要経費”と考えるなら安いものだろう。

 100回の歴史を重ねるうちに、冒頭の数字を叩き出すほどの人気コンテンツとなった高校野球。ファンの熱を未来につなげていくためには、目先の選手を守ることも礎作りの一環なのではないだろうか。

文 / 柴田雅人

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