そして、2006年には早くもNHK大河ドラマ『功名が辻』に出演。その2年後には、同局朝の連続テレビ小説『だんだん』にも起用された。
映画はその後も『Paradise Kiss』『極道めし』『ポテチ』などに登場。テレビドラマはさらに多く、『弘恵の道しるべ』(テレビ大阪)、『夏の恋は虹色に輝く』(フジテレビ系)、『パーフェクト・リポート』(フジテレビ系)など、息つくヒマもなく出演し続けた。
「でも、2009年に一度女優業から遠ざかったことがありました。演技することに自信をなくしたからです。この頃、ファミレスや病院の受付の仕事、チラシ配りなどをして糊口をしのいでいたようです」(前出・芸能関係者)
また、こんな噂もあった。
「ドラマで共演した俳優にフラれたという失恋説。アトピー性の皮膚炎に悩まされていたという情報もありました」(ワイドショー芸能デスク)
それでも、2011年4月から『ちふれ化粧品』のCMがオンエアされると再び注目を集め始め、以後、ドラマ、映画の常連となった。
「2012年のNHK朝ドラ『梅ちゃん先生』への出演も大きかったと思います。“全国区”になったと思います」(前出・芸能関係者)
木村は、ヒロイン・堀北真希が演じる下村梅子の兄の事業のパートナーという役どころだった。
「木村の登場回数が増えるにつれ、視聴率が上がっていきました。堀北の心境は複雑だったようです」(前出・小松氏)
ドラマでは、のちに兄と結婚したことで、義理の姉妹となった2人。
「年齢も1つしか違わない(木村が上)ので、ライバル意識は相当あったと思います。ただ、堀北が山本耕史と電撃結婚したことには大変驚いていたようですし、もうすぐ2人目を出産することにもビックリしているそうです」(前出・芸能レポーター)
(明日に続く)