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「司法を尊重する」文在寅大統領が“身内”の判決に噛みつきまくっている滑稽

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提供:週刊実話

 韓国の文在寅大統領は、元朝鮮半島出身徴用工が原告の大法院判決では、与党である『共に民主党』とともに「司法を尊重する」と述べた。そして韓国は三権分立がしっかりしているとも言ったが、これが大ウソであることが分かった。

 去る1月30日、インターネットで不正に世論操作を行ったとする裁判の一審が開かれたが、判決で、文氏の最側近といわれる金慶洙・現慶尚南道知事に懲役2年が言い渡され、金知事は法廷で拘束された。この疑惑は、通称「ドルイドキング」事件と呼ばれ、昨年春からくすぶっていたものだ。金知事は主犯のハンドルネーム「ドルキング」こと金ドンウォン氏との関係を否定していたが、共犯と判断されたのだ。

 これに噛みついたのが与党だ。身内が逮捕されたら今度は判決を不服として、「裁判官を弾劾する」と言い出している。しかもそれに先立つ1月24日、ソウル中央地検は職権乱用などの疑いで、前最高裁長官の梁承泰(ヤン・スンテ)容疑者を逮捕している。最高裁長官経験者の逮捕は、憲政史上初めてのことだ。

 「梁氏は徴用工裁判による日韓関係の悪化を懸念する朴槿恵政権(当時)の意向を受け、判決言い渡しを遅らせたり、担当判事らに原告勝訴の二審判決を破棄するよう求めたりした疑いがかけられたのです」(大手紙元ソウル特派員)

 与党側は、「ドルイドキング」事件の判決を下した裁判官が、梁前長官の秘書室に勤務していたことをやり玉に挙げ「司法の報復」の根拠として騒いでいる。が、同事件の担当裁判官は、梁前長官とは仕事上での関わりはなく、昨年7月に朴槿恵前大統領が大統領府の秘書官ら側近と共謀し、国情院長3人から特殊活動費(約36億5000万㌆)を受け取った裁判で、懲役8年を言い渡した際には、「司法の正義」と大賛辞を送っていた。あまりに露骨な司法への介入である。

 「文政権は過去2人の大統領を刑務所にぶち込んだことや『親日』のレッテルを貼り、前最高裁長官を逮捕するなど、これでは異母兄、叔父を殺し、政敵を処刑している平壌の独裁者と何ら変わりません。しかも文氏の娘一家は早々と海外へ移住、韓国から逃亡しています。ちなみに『文在寅』(ムンジェイン)という発音は『問題人』と発音が同じです(笑)」(韓国ウオッチャー)

 最近では、与党議員に裁判の口利き疑惑や地方の不動産違法投資疑惑が次々と持ち上がるなど、ボロが出てきている。進歩・革新のイメージはすっかり色あせた。文氏は2度目の米朝会談が、支持率が下がる中、一気に挽回のチャンスと捉えているようだが、そうは問屋が卸さない。

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