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番組MC増加中! 有田哲平の“テキトーキャラ”の裏に欽ちゃんあり?

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有田哲平

 6月12日、『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系)で“世間に誤解されやすい女子SP”が放送され、視聴者から好評を博している。

 この番組は、お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの有田哲平がMCを務めるトークバラエティ番組。この日も、過去に不倫問題で話題となった熊切あさ美や、「ぶりっ子画像」が拡散し、炎上しているTBSの宇垣美里アナウンサー、「ももクロに加入しよう!」とツイートして非難を浴びた入澤優など、個性的なキャラクターのエピソードをうまく引き出して笑いを誘っていた。

 最近の有田は、コンビではなくピンとしてMCを務めることも増えている。しかも、それはどれも“有田らしい”と言える、バラエティというよりは“お笑い番組”という色合いが強い番組だ。番組進行役として活躍することの多い相方の上田とは、方向性の違うMCスタイルである。

 そのうちの一つ、『有田ジェネレーション』(TBS系)は、次世代のお笑いスターを探すネタ番組。有田が、若手芸人との仲介役であるバイきんぐ・小峠英二を困らせるやり取りを、楽しみにしている視聴者は多い。『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)は“有田のMCスタイル”の真骨頂とも言われている。毎回ゲストを“芸人枠”と“タレント枠”とに分け、番組出演者とスタッフ総出で芸人側のゲストを翻弄。笑いに徹している。

 また、今年4月からスタートした『有田Pおもてなす』(NHK総合)では、スペシャルゲストの趣味・趣向をリサーチし、それに合わせて若手芸人にネタを作らせ、ゲストをもてなすプロデューサーの役回りをこなす。有田はゲストの意図していない支離滅裂なアドバイスを毎回、若手芸人に送る。若手芸人は困惑しながらも、ゲスト本人の前で仕上がったネタを披露するまでを追ったドキュメントだ。

 いずれも、“テキトー”ともとれる有田の個性が活きた番組といえるが、このキャラクターは若手時代からあったものなのだろうか。

 有田を古くから知る芸人・土田晃之は、バナナマンの『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ)にゲスト出演した際、あるエピソードを口にした。2000年7月に東八郎の13回忌追悼公演『86の13 〜数珠もってこい!!法事の代わりに舞台しますSPECIAL〜』に有田がゲスト出演した後から、芸人として“豹変した”と証言している。

 同番組で土田は、まだ特定のキャラのない、尖っていた頃の有田との会話を回想。そのなかで有田は「(その公演は)東MAX(東貴博)が台本を書いて、(コント55号で知られる)萩本欽一さんが演出したんだけど、ぶっちゃけその時は、『そんな古いこと』って思っていた」と、公演内容を“古い笑い”だと感じていたことを明かした。

 しかし、いざ公演を終えると、自分の求めている“尖った笑い”よりも「そっち(公演で行った喜劇演出)の方が(印象に)残る」と、有田は考えを改めたという。“テキトー”な印象を与えがちな演技について、舞台演出をしていた萩本から「そのいい加減な感じがいい」と褒められたことも大きかった。それから有田は、その舞台で習得したキャラクターを意識するようになり、みるみる“テキトー”キャラが開花されていった、と土田は分析したようだ。

 「くりぃむしちゅーのMCと言うと、上田さんがイメージされますが、業界内では有田さんの方がMCとして“適役”と考える関係者も少なくないようです。『しゃべくり007』(日本テレビ系)に見られる“脱線役”のインパクトに埋もれていますが、実はMCもひな壇もこなせるオールラウンドプレーヤー。共演NGの噂も耳に入って来ないですし、MCの条件にぴったり当てはまるようです」(芸能ライター)

 上田ばかりが番組MCを務めていた時期は、嫉妬するような発言も目立っていた有田。相方に負けず劣らず番組本数を増やすというよりは、“有田らしい”番組が増えることに期待したい。

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