「メンバーの藤澤五月(26)、吉田知那美(26)、吉田夕梨花(24)、鈴木夕湖(26)、本橋麻里(31)ら5人は、北海道北見市内の支援企業や病院などに勤務しながら、なんとか選手活動を続けてきたんです。仕事で疲れ、練習もままならない日もあったと聞いています。今回、銅メダルを獲得したことでテレビ界から注目されるようになった。これが呼び水となり、ビジネス方面への大きな飛躍になることが期待されているんです」(JOC関係者)
事実、凱旋帰国後には連日のごとくテレビに生出演。注目度はさらに高まり続けている。現在は、情報&報道番組への出演が中心となっているが、今後はバラエティー番組への露出も期待されている。キャスティング会議でも必ず挙がるのが“カー娘”の名前だ。
「日テレを筆頭にテレ朝、TBS、フジ、テレ東などのバラエティー番組関係者はまさに争奪戦を展開しています。“カー娘”が誰のファンなのか、好きなお弁当は何なのか、といったことまで調べてオファーしようとしているんです。ちなみに藤澤、吉田(知)、本橋がお笑い派。吉田(夕)、鈴木は大泉洋らが所属する演劇ユニット『TEAM NACS』の大ファンだそうです」(芸能プロ関係者)
平昌五輪のメダリストである“カー娘”に対し、情報&報道番組関係者が出演オファーをするのは理解できるのだが、なぜ、バラエティー番組関係者まで執着するのか?
「すべては視聴率です。彼女らの潜在視聴率は5人合計で20%を超えている。今、カー娘をキャスティングすれば、苦労せずに高視聴率がゲットできるんです」(テレビ事情通)
こうしたテレビ界の人気を受け、複数の大手芸能事務所も“カー娘”らに対し、接触を始めている。
「彼女らの出演料はまさに言い値の状態。報道&情報系は上限が決まっているため、5人でも計40万円弱。だが、バラエティーともなれば話は違ってくる。5人で最低500万円は固い。まさにスポーツ界のSMAPですよ」(同)
当然、CM出演も時間の問題だ。
「すでに農協などのナショナルクライアントからオファーが殺到しているんです。5人で最低1億円〜。大手芸能プロがマネジメントに入れば、金額はいっきに高騰する」(広告事情通)
業界争奪戦は、本人たちの予想をはるかに超えるほどに加熱しているようだ。