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引退する山本モナ 芸能界肉食女子物語

 タレントの山本モナ(35)が、芸能界から引退することを発表、所属事務所を円満退社したという。これまで山本モナといえば、芸能界一の肉食女子として話題になることが多かった。そんな彼女の芸能生活を振り返ってみたい。

 学習院大学を卒業後に朝日放送入社。アナウンサーとして活躍する。ただ、当時はまで、大阪のローカル局の女子アナでしかなく、全国区の知名度はなかった。そんな彼女が2005年にフリーに転向、翌年に 『筑紫哲也 NEWS23』(TBSテレビ)にレギュラー出演を開始してから、状況が変わる。

 「はじまってまもなく、写真週刊誌に衆議院議員の細野豪志との路チュー写真が掲載されました。これで知名度は一気に全国区になったものの、掲載をきっかけに降板した。当時は彼女のキャラクターもあまり認知されていなかったため、このまま消えていくのかと思われた」(芸能ライター)

 しかし、2007年に『筑紫哲也 NEWS23』とはまったく毛色の違う『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』でテレビに復帰。スイカのかぶり物をして司会をつとめた。

 「復帰した時期に、たけし軍団が総出演する深夜番組で、トイレの便器形をしたお皿に入ったカレーを食べて、苦笑いするなんて仕事もしてました。完全にバラエティ方向へシフトしていましたね」(芸能ライター)

 しかし、モナはもともと報道志向。朝日放送にいた時も、報道部に所属した経験もある。バラエティではキャラ通りの“肉食女子”を演じるもいずれは、報道へとの思いはあったようだ。そして、2008年にフジテレビ系情報番組『サキヨミ』でキャスターに復帰。いよいよ、という時に再びスキャンダルが起こる。

 「またまた直後に女性週刊誌で同郷のプロ野球選手、二岡智宏と五反田のラブホテル街を出入した写真が掲載された。『サキヨミ』もたった1回の出演のみ。年末まで謹慎する」

 芸能界のご意見番、和田アキ子に「フリーアナウンサーが不倫アナウンサーに聞こえる」と言われたり、同じ事務所のなべやかんには、「セックス依存症」と言われてしまうなど、2回目となったこの時は世間の風当たりも大きかった。

 昨年8月に一般男性との入籍を発表、さらに今回は芸能界からの引退を発表しているモナ。「昔の芸能界は今よりもずっと豪快だった」なんて声も聞かれる今、彼女の存在が芸能界から消えてしまうのは少し寂しい。

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