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しっかり下積みを重ねて売れ始めた斎藤工

 回を重ねるごとにドラマファンの評価を高めているのが三浦春馬が難病に冒された主人公を熱演するフジテレビ系ドラマ「僕のいた時間」だが、同ドラマで主人公の先輩役を演じているのが斎藤工だ。

 昨年、斎藤はNHK大河ドラマ「八重の桜」を始め、「カラマーゾフの兄弟」(フジ)、「ミス・パイロット」(同)などの連ドラや、テレビ朝日開局55周年ドラマスペシャル「オリンピックの身代金」など10本のドラマに出演。NHKのドラマ「ガラスの家」では井川遥演じる義理の母との禁断の恋に落ちる官僚役を演じ話題となった。

 映画関連会社に勤務していた父親の影響で幼いころから映画館に通い詰め、15歳の時にモデルとしての活動を開始し芸能界入り。モデル活動を続けながら俳優転向を目指し、01年公開の映画「時の香り〜リメンバー・ミー〜」で念願の俳優デビューを飾り、若い女性に人気の「ミュージカル テニスの王子様」に出演し人気は急上昇したが、売れっ子となるまでは時間がかかり下積みが長かった。

 「一時期は朝の情報番組で毎回人妻の芸能人とイケメンが混浴するというコーナーを担当させられ、『俺はこんなことがやりたいわけじゃない』と腐りそうになったというが、周囲から励まされてなんとか持ちこたえていたようだ」(テレビ関係者)

 ようやく陽が当たり始めたのは11年でテレビ東京系「最上の命医」で連ドラ初主演を果たした。

 趣味はカポエイラ、ボクシング、合気道などの格闘技でかなりのマッチョで、「バラエティー番組の企画で共演した大ファンのミッツ・マングローブは昼間のロケにもかかわらず、斎藤を酔わせて“お持ち帰り”しようと狙っていた」(同)というが、これまで浮いた話は女優の奥菜恵との交際報道ぐらい。

 今後、プライベートがますます注目されそうなだけにどんな女性と交際しているかが気になるところだ。

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