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張本氏、レアル移籍の久保選手に「私なら胴上げしない」 その理由にサッカーファンが激怒

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張本勲氏

 6月30日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏がサッカー明治安田生命J1リーグFC東京からスペインのレアル・マドリードに移籍することになった久保建英選手について独自の見解を示し、物議を醸している。

 番組では、6月29日に行われた明治安田生命J1リーグ・FC東京対横浜Fマリノスの試合を取り上げる。スタンドには、東京からレアル・マドリードに移籍することが決まった久保選手が陣取り、試合を見守った。

 FC東京が4−2でマリノスを下すと、試合後には久保選手の移籍セレモニーが開催され、マイクの前で「東京を背負って世界に羽ばたいていけることを誇らしく思います。東京での時間を自分は一生忘れないので、ありがとうございました」などと話し、サポーターから拍手と歓声が送られる様子が放送された。

 残念な気持ちも多少持ちつつも、サポーターや同僚は温かく送り出したものと思われる。しかし、張本氏はそんな人々に懐疑的。スタジオに画面が戻ると、

 「あの試合終わってね、スピーチの後、胴上げしてもらったって言うからね。本当に喜んで胴上げしたのかね。日本を出て行くからね」

 とコメント。司会の関口宏が「どういうことですか?」と質問すると、

 「私ならやきもち焼いて、胴上げしない。私なら」と笑う。久保選手のレアル・マドリードでの年俸は2億円と噂されているだけに、「自分なら嫉妬して胴上げしない。FC東京の選手もそうだったのではないか」という見解を示したのだ。実際のところ、FC東京の選手たちがどう思っていたのかは不明だが、選手は胴上げしており、嫉妬などはしていなかったものと思われる。

 この発言に、サッカーファンが激怒。「どうしたらこんな性格になるのか?」「一流スポーツプレーヤーとは思えない発言」「見苦しすぎる。大人げない」など反論が相次ぐ。また、「有力選手がいなくなることでチャンスをもらう選手もいる」「自分にも海外に行くチャンスがあることを再確認したのでは?」などと指摘する声もあった。

 久保選手はまだ18歳と若く、今後の日本サッカー界を背負って立つ存在。そんなホープがレベルの高いリーグでプレーすることで、日本サッカー界が活性化され、レベルも上がるというもの。それを「嫉妬している」としてしまう張本氏の発言は、野球界のレジェンドとしては器が小さいものと言わざるを得ない。

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