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子犬の口を2週間縛り付け大怪我をさせた飼い主の女、逮捕 身勝手な動機に怒りの声相次ぐ

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画像はイメージです

 ペットブームはブームを超えて、多くの人がペットと暮らすことが日常となった。その裏で生き物を飼うことを、まるでぬいぐるみやアクセサリーのような感覚で、気軽に考えてしまっている若者たちも増えているようだ。

 アメリカに住む19歳の女が残虐な行為で飼い犬に大怪我をさせ、治療方法を尋ねようと怪我をした子犬の写真をFacebookに投稿し虐待が発覚、逮捕されたと海外ニュースメディア「THE SUN」が6月23日に報じた。

 アメリカ・ユタ州に住む19歳の女、アレクシス・カレンは、自身が飼っている生後4カ月のラブラドールレトリバーとジャーマンシェパードのミックスの子犬・シャドウが怪我をした写真を撮影。治療費が払えないとし「誰かこの怪我の治し方を教えてください」とFacebookに投稿した。

 アレクシスは「私の子犬がひどい怪我をして、病院に連れて行ったが治療費が高過ぎて払えないので、連れて帰ってきました」「誰か治療方法が分かりませんか? 治療法以外のコメントや抗議は受け付けません。ブロックします」とFacebookに掲載。写真には、上顎から下顎にかけてぐるりと1周、大きな切り傷のある子犬が写っていたという。

 この写真見た動物愛護団体「セレスティアル・ズー」の職員が不審に思い、怪我の経緯を尋ねた。質問に対してアレクシスは当初、知人に預けた際に知人がシャドウを静かにさせようと、2日間ヘアゴムでシャドウの口を縛ってしまったと答えていた。

 その後アレクシスは動物管理局の働きで、重大な動物虐待の罪により逮捕された。シャドウはセレスティアル・ズーが保護したという。警察当局の取り調べに対し、本当はアレクシス自身が、ほえるのをやめさせる目的でシャドウの口をヘアゴムで縛り続けていたと供述したそうだ。

 同動物愛護団体によると、シャドウの傷は皮下組織が見えるほど深く、口を閉じていても顎の骨や歯が見えるほどだそうだ。口を縛られていたのはアレクシスが言っていた2日間ではなく、少なくとも2週間以上にわたるとみられるという。シャドウが再び正常に飲食できるようになるためには2,000ドル(約21万円)相当の手術が必要だとして同愛護団体では寄付を募っているそうだ。

 ネットでは「命をなんだと思っているのか」や「動物を飼うことの責任について全く理解していない」「小さくかわいい動物になぜこんな仕打ちができるのか?」「こんなひどいことができるなんて、最低の人間だ!」などと批判が殺到している。

 他にもペットをおもちゃのように扱い、批判が殺到した若い飼い主がいる。

 「THE SUN」によると、2017年6月、イギリスの当時14歳の少女が、首輪につながれた犬をリードを使って空中にぐるぐる振り回す行為を動画に撮影し、Facebookに投稿したと報じた。同記事に掲載された動画には、空中に持ち上げられ首輪で首を締めつけられたのか、混乱したような犬の表情が映っている。この投稿は「なんてひどい行為だ。彼女から犬を取り上げたほうがいい」などと批判が殺到したそうだ。

 自分の行為が動物虐待だと理解できず、SNSに投稿してしまう無自覚な飼い主はペットを飼育すべきではない。

記事内の引用について

SICK TORTURE Cruel woman, 19, ‘taped her four-month-old puppy’s mouth shut for TWO WEEKS to stop her barking’
https://www.thesun.co.uk/news/9357307/woman-taped-puppy-mouth-shut-utah/

DOG ABUSE HORROR Shocking footage of girl, ’14’, viciously swinging puppy on a lead around by its NECK is being investigated
https://www.thesun.co.uk/news/3790149/girl-swing-puppy-on-lead-by-neck-video-investigated/amp/

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