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その運命やいかに?勝負の9月場所に臨む稀勢の里

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 昨年3月場所で怪我を負って以降、歴代ワースト記録となる8場所連続休場(途中休場含む)を強いられるなど不振が続き、次の出場場所では進退をかけると明言してもいる横綱稀勢の里。その彼が、来たる9月場所へ出場することになったということが複数メディアによって報じられている。

 約1か月に及ぶ夏巡業を完走したことや、その後精力的な調整ができていることなど、最近はポジティブな報道が多く目についている稀勢の里。今年の1月場所以来となる出場を決めたのも、恐らくはこうした流れの中で一定の手ごたえを感じたからだろう。

 今回の一報を受け、ネット上では「出場すると決めたなら、全力で応援します!」、「相撲にかける執念を見せてほしい」、「自他ともに認める結果を残してくれ」といった激励のコメントが数多く寄せられている。辛酸を舐め続けてきた横綱の復活劇は、多くの好角家が待ち望む“シナリオ”であるようだ。

 一方、中には「期待したいけど本音は期待できない」、「出るだけでニュースになるとは情けない」、「やれることはやった、あとは引退するだけ」といった厳しいコメントも少なからず見受けられる。冒頭の経緯を考えると、こうした声が出るのもやむなしだろう。

 個人的な意見を述べさせてもらうと、9月場所における稀勢の里の復活は決して平たんな道のりではない。怪我の状態は本当に大丈夫なのか。1年余りのブランクで衰えた相撲勘は戻るのか。そして、初日から渦巻く期待と重圧に、長年の課題でもあった精神面は耐えうるのか。不安材料を挙げると、キリがないのが現実だ。

 ただ、こうした不安が的中し、稀勢の里がこのまま土俵を去ってしまうのもまた忍びない。負傷以前は角界トップクラスの実力を誇っていた力士だけに、歯車さえ噛み合えばまだまだ“やれる”はずだ。

 15日間の先に待つのは歓喜か、それとも落胆か。いずれにせよ、稀勢の里には今できる全てをぶつけ、悔いのない相撲を取ってほしいと願うばかりだ。

文 / 柴田雅人

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