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土屋アンナ、甲斐氏と係争の話題にうんざり

 モデルでタレントの土屋アンナが8日、墨田区のすみだ水族館で行われた「蜷川実花×すみだ水族館クラゲ万華鏡トンネル」オープニングセレモニーに出席した。土屋は2013年に自身が降板し上演中止となった舞台「誓い〜奇跡のシンガー〜」を巡って、現在も、舞台の脚本・演出担当の甲斐智陽氏と係争中だが、イベント終了後に報道陣の囲み取材に応じると、今後の裁判について「裁判官に任せていますが、やれることはきちっとやりますよ」と発言。「早く終わって、こんなこと、聞かれなくなればいいのに」と2年が経ってもいまだ裁判について問われる現状にうんざりとしたようすを見せた。

 水族館でのイベントとあり、泳ぐ魚たちをバックに水族館や海の生き物の素晴らしさについてにこやかにトークをしていた土屋。「うちの息子はトラウツボが好き。わたしはイルカが好き」とご機嫌に話す中で、突然、報道陣から甲斐氏の名前をもじって「貝(甲斐)は好きですか?」と問われると一瞬、きょとんとした表情。

 「貝? 食べるのは好きですよ」と切り返したものの、その後は「もしかしてかけてる?」と報道陣をじろり。「聞かれるかもねとは言われていたけど…」と苦笑いを浮かべると、「ニュースで流れているほうが情報がはやいですよ」と報道陣をぴしゃり。

 それでも矢継早に裁判について質問を受けると、「裁判官に任せていますが、やれることはきちっとやりますよ」と係争への意欲を見せ、自ら証人として出廷予定の11月の法廷についても「出ますよ、出ます」と即座に回答。

 裁判に関する質問には終始冷静な態度で応じたが、「早く終わって、こんなこと聞かれなくなればいいのに」と最後は悲しげな表情。「ファンの方や世間の皆様にきちんと説明できる日が来てほしい」と話していた。

 「蜷川実花×すみだ水族館 クラゲ万華鏡トンネル」は天井、壁面などに約5,000枚の鏡を敷き詰めた同水族館の約50メートルの「クラゲ万華鏡トンネル」に蜷川作品を投影する蜷川と水族館のコラボ企画。9日よりスタートし、12月27日まで開催される。

(取材・文:名鹿祥史)

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