高視聴率発進『きのう何食べた?』、西島秀俊と内野聖陽の同性カップルはなぜ“超リアル”?

芸能ニュース 2019年04月13日 06時00分

高視聴率発進『きのう何食べた?』、西島秀俊と内野聖陽の同性カップルはなぜ“超リアル”?内野聖陽

 4月から放送を開始したテレビ東京系のドラマ『きのう何食べた?』が初回平均視聴率3.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、深夜ドラマとしては異例の好スタートを見せた。主演の西島秀俊と内野聖陽が演じる「同性カップル」のリアルな演技が大きな反響を呼んでいる。

 よしながふみ氏の同名漫画が原作の本作。脚本を務めるのは、『大切なことはすべて君が教えてくれた』『失恋ショコラティエ』でおなじみの人気脚本家、安達奈緒子氏である。ストーリーは、小さな法律事務所で弁護士として働く史朗(西島)と、恋人で美容師の賢二(内野)の日常を描いたものだ。

 毎日近所のスーパーに行って、美味しい夕食を作る史朗。恋人の賢二と一緒に食卓を囲む時間は、穏やかで幸せなひと時だ。しかし、そんな2人の間にとある問題が勃発する。周りから偏見を持たれないようにと、自分のセクシャリティを隠していた史朗だが、賢二は美容院の客に自分が恋人であることを話していたのだ――。

 4月5日深夜放送の第1話では、カミングアウトしていない史朗と、カミングアウトに抵抗のない賢二の気持ちのすれ違いが描かれた。職場では奥さんや子どもの話をしている人がほとんどなのに、なぜ自分だけ恋人の話をしてはいけないのか、と賢二が泣く悲痛なシーンも。視聴者からはSNSを中心に「一方的に怒った後に冷静さを装う絶妙な演技が超リアル」「賢二が史郎を見るあの目つきが当事者そのもの」「同性カップルの苦悩をちゃんと描いている」との声が寄せられた。

 一方、「こんな価値観の違う2人が付き合うなんてありえない」「職場でセクシャリティをぺらぺら話す当事者なんてまずいない」という厳しい指摘もあり、2人の関係性に疑問を持つ視聴者も多い。

 「『おっさんずラブ』はギャグ要素やフィクション要素が強かったですが、本作はLGBT当事者のリアルな問題に正面から向き合った作品です。秀逸な脚本と、役者の高い演技力が相まって、当事者だけでなく、それ以外の視聴者からも支持されているのでしょう」(ドラマライター)

 深夜帯ながらも高視聴率を獲得した本作。昨夜放送された第2話では、第1話の視聴率を上回ることができるのだろうか。今後の快進撃に期待したい。

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