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酒気帯び運転で議員辞職した森元首相の長男が急死

 元首相で衆議院議員の森喜朗氏(74)の長男で、元石川県議の森祐喜(もり・ゆうき)氏が、7月25日午後11時22分、重症急性膵炎(すいえん)による多臓器不全のため、金沢市の病院で死去していたことが27日に分かった。46歳の若さだった。

 昨年11月に体調を崩した同氏は、いったん回復したが、再度体調を崩し、今年5月から入院生活を続けていた。

 同氏は森元首相の私設秘書などを経て、06年、石川県議補選に立候補し、県議に初当選した。しかし、2期目の昨年8月7日、乗用車を運転中、酒気帯び運転でコンビニに突っ込んで逮捕され、同日付で議員辞職した。その後、道交法違反の罪で略式起訴され、罰金40万円の略式命令を受けた。

 大学(東海大)は中退で、メディアでは派手な私生活が報じられたこともあるなど、偉大な父親とのギャップを感じさせる人物でもあった。

 同氏は政界入りが本意ではなかったともいわれ、森元首相は「これまで、父親としての私の存在が重かったのだろう。かわいそうなことをした」と語ったという。葬儀・告別式は近親者のみで執り行われる。

 慎んで、ご冥福をお祈りしたします。
(蔵元英二)

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