東京メトロ・南阿佐ヶ谷駅で駅員2人が寝坊し、乗客36人に影響

社会 2014年10月16日 11時45分

 10月15日早朝、東京メトロ丸ノ内線・南阿佐ヶ谷駅(東京都杉並区阿佐谷南)で、駅員2人がそろって寝過ごしてしまい、始発から営業することができず、36人の乗客が影響を受けるトラブルがあった。

 同社によると、同日午前5時3分、南阿佐ケ谷駅に到着した荻窪発池袋行き始発列車の男性運転士(33)が、駅の照明がついていないのに気づき、運行を管理する指令所へ連絡。

 指令所から駅構内の宿泊施設に電話をしたところ、宿直の駅員が2人とも寝ていて、未営業状態が判明した。寝坊したのは、31歳男性(勤続5年8カ月)と23歳男性(勤続4年6カ月)の駅員。

 2人は慌てて、5時7分から、3カ所のシャッターの開扉作業を始め、2機のエレベーター、自動改札機、自動券売機等を稼働させ、5時18分にすべての出入り口で営業を開始した。

 その結果、駅に入ることができなかった34人の乗客が始発に乗ることができず、始発電車から下車した2人の乗客が駅から出ることができなかった。

 本来なら、宿直の駅員は午前4時半に起床し、4時50分までには営業準備を終える予定になっている。2人の駅員は目覚まし時計が鳴ったものの止めてしまい、ともに2度寝してしまったという。2人は午前0時頃に就寝し、体調に異常はなかった。

 JR各社で、宿直が1人体制の駅では同様の事態が度々起きているが、2人体制の駅で駅員2人がそろって寝坊して、営業開始が始発に間に合わないのは異例。

 人間だから、寝坊することもあるだろうが、影響を受けた乗客で、仕事や学校に遅刻した人がいたら、はなはだ迷惑な話だ。

 同社広報部は「ご迷惑をおかけしたことを深くお詫びする。再発防止を徹底したい」とコメントした。具体定な再発防止策として、同じような事象が発生した場合でも、営業開始が遅れることがないよう、バックアップ体制の見直しを図るという。
(蔵元英二)

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