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リアル“中学聖日記”? 16歳男子高校生を自宅に泊めた26歳女逮捕で、非難と擁護の声に二分

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画像はイメージです

 23日、兵庫県警尼崎南署は交際している男子高校生・16歳を自宅に招き入れ一晩泊めたとして、未成年者誘拐の疑いで尼崎市に住む会社員の女・26歳を逮捕した。逮捕容疑は、22日午後4時ごろから23日午前4時50分ごろの間、同市の男子高校生を女が自宅に招き入れて誘拐した疑い。同署によると、被害者の母親から23日午前2時すぎに「息子が帰ってこない」と通報があった。母親は9月、2人の交際について同署に相談していた。女は容疑を認めているが、「男子高校生が『困っている』と言ったので家に入れただけ」と話しているという。

 この事件に対して、ネットユーザーから真っ先に上がった声が「『リアル中学聖日記』だ」という言葉。『中学聖日記』(TBS)は10月期の火曜ドラマ枠で、有村架純が中学教員(その後退職)の主人公、相手役を10歳年下の生徒の設定で岡田健史が演じた。同ドラマではまさに「未成年者誘拐罪の疑い」で主人公が警察署に連行されるシーンがある。男性側が10歳年下ということも事件と一致しており、『中学聖日記』を連想することは自然だろう。

 「合意の上なら何が問題なのかわからない。逮捕するのはひどい」「未成年と成人の恋愛なんてよくあること。自分も夫とはそれぐらいの年の差恋愛から結婚した」「母親が以前から警察に相談していたということだし、母親がこの女のことを気に入らなかっただけなのでは?」のように、女を擁護する声も少なくなかった。

 ただやはり、「単純に気持ち悪い。男女逆だったら誰もがロリコンだと批判するはず。女性側が年上だからといって許されることではない」「真剣交際なら許されるみたいに書いている人たち、この年齢差と立場で真剣交際ということ自体が問題なんだよ」「母親が警察に相談までしているということは、女に対しての指導もあったはず。それでも交際を続けた結果が最悪の事態になったのだから、許されるわけがない」と、女を非難する声も擁護の声以上に見られた。

 確かに、今回の事件が男女逆だったら「またロリコン男が」と非難されるだけで、擁護の声はほとんど上がらなかっただろう。ただ、世間の声がどうであろうと、女の行為はドラマのように純愛とはならず、犯罪でしかないことは確かである。

文/浅利 水奈

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