蝶野正洋の黒の履歴書 ★過去の新日本にもあった“闇営業”

芸能ネタ 週刊実話 2019年07月22日 18時03分

蝶野正洋の黒の履歴書 ★過去の新日本にもあった“闇営業”提供:週刊実話

 芸能界で「闇営業」が問題になっている。まぁ、気持ちは分かるよ。ちょっとした宴席に顔出すだけでカネがもらえるんだから、特に若手とかは生活のためにもやってしまうんだろうね。

 でも、吉本の人気芸人さんは、芸能界で上のポジションなんだから、やっぱりみんなの見本となる行動をするべきだったな。

 パーティーの主催者が反社会的勢力とは知らなかったという話だけど、確かに分からない。いまどき見た目だけで、そのスジの人かどうかなんて判断できないから。

 いまはもうなくなったと思うけど、俺がプロレス界に入った頃は、まだ“興行”のニオイが残っていて、行く先々でそういう人たちが絡んでるのが当たり前だった。ただ、新日本プロレスでいうと、猪木さんがそういう関係を嫌っていて、なるべく距離を取るようにしていたね。猪木さんは看板だから、会社としてもそっち系の稼業の方々とは関わらせないようにしていたんだと思う。その代わり、星野勘太郎さんとかのベテランレスラーが、うまく相手をしてたんだけどね(笑)。

 例えば、星野さんがそういう人たちと食事をすることになると、道場に来て若い選手をピックアップして連れて行くんだよ。ご飯や飲みに付き合って、最後に星野さんから小遣いをもらう、なんてこともあった。そのカネの元を辿れば…というのもあるけど、先輩レスラーの兵隊として若い選手が駆り出されるなんてことはしょっちゅうだったよ。でも、それですべてがうまく回ってたんだよな。昭和のプロレスラーは、どれだけタニマチがいるのかが重要だったし、それも含めての人気だったから。

 ただ、これはいまの「闇営業」とはちょっと違う。あの頃の新日本プロレスで、そういうことをしてたのは営業の人たちだよ。

 営業マンが会社を通さないでレスラーの撮影会をやって、そのギャラを懐にいれる。表の営業部隊が、闇営業をガンガンやってたんだから、ヒドい会社だよな(笑)。

 興行界とテレビ業界に、どうしても“闇”の部分が出てきてしまうのは「チケット」があるからなんだよ。チケットは金券だ。でも、そのチケットを会社側がちゃんと管理できていないから、営業マンが大口客に売るときにチケットの値段を勝手に変えたり、自分の裁量で席を増やして当日券を発行したりする。それで増えた売り上げなんて、会社には報告しないからな。

 実はこのチケット管理の甘さが、新日本プロレスを揺るがした分裂劇やトラブルの原因にもなっているんだよ。闇営業マンがチケットや興行をいじって、カネやコネクションを手に入れる。そいつが次にするのは、選手を担ぎ上げて新団体を作るとか、会社を割るようなことばかりだった。

 近年になって、新日本プロレスの経営がユークスやブシロードといった会社に移っていったことで、こうしたチケット問題は一切なくなった。

 だから、今回のケースは勝手に動いた芸人さんたちが悪いんだけど、そうした反社会勢力が入り込んでしまうスキが芸能界にもあったってことだろうな。

 吉本も思い切って会社の体制から変えていかないと、闇営業はなくならないと思うよ。

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蝶野正洋
1963年シアトル生まれ。1984年に新日本プロレスに入団。トップレスラーとして活躍し、2010年に退団。現在はリング以外にもテレビ、イベントなど、多方面で活躍。『ガキの使い大晦日スペシャル』では欠かせない存在。

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