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「単にインパクト重視」だった? 原爆に続きナチファッション、BTS(防弾少年団)の炎上が続く

 韓流の人気アイドルグループBTS(防弾少年団)が揺れている。BTSは原爆投下を肯定するとも取れるTシャツを着用し、物議をかもし出していた。

 問題のTシャツは韓国のブランドが販売したもので、日本の植民地支配からの解放をモチーフとしている。そこに広島への原爆投下と、日本の支配からの解放を喜ぶ人々の写真がプリントされていたのだ。

 この写真は2017年にアップロードされたものだが、今年の10月半ばからネット上で騒ぎになっていた。そのため、11月9日に出演を予定していた『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)の出演も取りやめとなった。

 だが、騒ぎはこれで終わらない。今度はナチスをモチーフとする問題が浮上した。アウシュビッツ強制収容所のユダヤ人被害者たちのコスプレをしたほか、ライブではナチスを模した帽子をかぶり、ナチスに似た旗を振るパフォーマンスも行っていた。好意的に解釈すれば社会派のパフォーマンスと取れなくもないが、やはり誤解を招く表現ではあろう。

 これを受け、ネット上では「BTSは紅白内定説も出てるけど、なんか出てほしくないわ」「単にインパクト重視で、あまり考えないでやっているような感じもする」といったネガティブな声が聞かれる。さらに、韓国メディアでは、BTSの日本での炎上は、韓国大法院(最高裁)が元徴用工への損害賠償を認める判決をしたことへの報復だと報じられており、政治を巻き込む形となっている。BTSの動向はこれからも何かと注目が集まりそうだ。

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