男と女の官能事件簿 貢いでも相手にされない男がキャバクラ嬢を襲撃(1)

社会 2010年02月03日 15時30分

 2005年3月7日の午前0時半頃、地下鉄千代田線湯島駅から程近い路上で事件は起きた。

 当日は日曜日の深夜ということもあり、通行する人もほとんどない、静まりかえった下町での出来事だった。その静かな路地で、男女が言い争う声が続いていた。痴話ゲンカか何かの内輪もめ、そんな感じのものだったのかもしれない。
 だが次の瞬間、女性の悲鳴が下町の闇夜を引き裂いた。
 「キャアアアアアッ!」
 そのただならぬ悲鳴を聞きつけて、近くの交番から3人の警察官が現場へと駆けつけた。
 すると、そこには手首などから血を流している若い女性と、さらにもう一人の女性。そして、その傍らに40歳くらいの男の姿があった。しかも、男の手には刃物のようなものが光っていた。

 3人の警官は、とっさに男を取り押さえた。女性が男に刺されて負傷したことは、状況から見て明らかだった。
 男は警官によって路上にねじ伏せられたが、観念した様子で抵抗する様子は見られなかった。一方、負傷したのは20歳くらいの女性で、出血してはいるもののケガはそれほどひどくはなさそうだった。付き添っていたのは、友人の女性のようであった。
 やがて、騒ぎを聞きつけて集まってきた地域住民や救急車などで、現場は一時騒然となった。誰かが通報を間違えたものか、消防車まで来る始末であった。
 男は殺人未遂の現行犯で逮捕された。

 取り調べの結果、男は住所不定無職の、池田秀司(38)とわかった。そして、刺された女性は、台東区に住む小島由香利さん(22)で、上野の飲食店に勤める、いわゆるキャバクラ嬢であった。
 池田はこの1年ほど、由香利さん目当てに彼女の勤める店にさんざん通いつめていたという。
 警察の取り調べに、池田は持っていた刃渡り10センチの果物ナイフで由香利さんを刺したと犯行を認めた。由香利さんは腰や肩、手首など4か所を刺されたものの、軽傷で済んだ。
 犯行の動機として、池田は「1年前からほぼ毎日、彼女の店に通い、借金までして貢いだのに、まったく相手にしてもらえなかったので刺した」と供述した。
 池田がキャバクラ通いに使った金額は、およそ2000万円だった。そのほとんどは借金で、消費者金融から300万円を、1700万円は知人などから借りていたという。
(つづく)

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