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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(7/27新潟・7/28札幌)

【今週デビューの注目馬】

☆ルヴァン

 2019年7月27日(土)新潟第5R芝1600m戦に出走予定のルヴァン。馬名の由来は「風(仏)。母名より連想」。牡、鹿毛、2017年2月5日生。栗東・清水久詞厩舎。父ブラックタイド、母ピュアブリーゼ、母父Monsun。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で3000万円。母は11年優駿牝馬(GI)の2着馬。本馬は胸前が厚く、心肺機能が高い走るブラックタイド産駒の特徴がよく出ている。頸差しから胸前に流れるラインは見事の一言。前駆が素晴らしい分、後駆はもうひとつに見えるが、今の時期の2歳としては十分。むしろ、これからの伸びしろが見て取れ、将来性を感じる。動かすとパワフルで、心肺機能の高さを活かした長く良い脚を武器に活躍するだろう。なお、鞍上は三浦皇成騎手。

☆マイネルブラシウス

 2019年7月28日(日)札幌第5R芝1800m戦に出走予定のマイネルブラシウス。馬名の由来は「冠名+ギリシャ語圏の人名より」。牡、黒鹿毛、2017年3月6日生。美浦・尾関知人厩舎。父スクリーンヒーロー、母コスモバルバラ、母父ロージズインメイ。生産は新冠・ビッグレッドファーム、馬主はサラブレッドクラブ・ラフィアン。愛馬会法人・ラフィアンターフマンクラブの募集馬で総額2200万円。母は4勝を挙げ、14年マーメイドS(GIII)で2着に入った実力馬。本馬はロベルト系の特徴であるゆったりとした腹袋に、伸縮性に優れた筋肉を持っている。四肢の連動性が良く、リズミカルで伸びやかなフットワークをしており、切れよりも長く良い脚で勝負するタイプだろう。距離は2000m前後を得意としそうだ。なお、鞍上は丹内祐次騎手。

※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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