『家庭教師ヒットマンREBORN!』第37巻、オールスター戦で人気浮揚

トレンド 2012年01月19日 11時45分

 天野明が『週刊少年ジャンプ』(集英社)に連載中の漫画『家庭教師ヒットマンREBORN!』第37巻が、1月4日に発売された。この巻は「虹の呪い編」の続きで、これまでのオールスター勢揃いでアルコバレーノの代理戦争が始まる。懐かしのキャラクターが再登場し、新たな盛り上がりを見せている。

 主人公・沢田綱吉(ツナ)は勉強も運動もダメで気弱な「のび太」的な中学生である。このツナの前に赤ん坊リボーンが現れる。リボーンはイタリアのマフィア・ボンゴレファミリーの超一流ヒットマンで、ツナをボンゴレの10代目ボスにするための家庭教師になる。

 連載当初はリボーンの「教育」が引き起こすドタバタを描く一話完結のギャグ漫画であった。その後、バトル中心で主人公の成長が描かれるシリアス路線に変貌する典型的なジャンプ漫画の歩みとなっている。一方でリボーンが殺し屋(ヒットマン)でありながら赤ん坊というギャップや、かわいらしい外見も人気の一因である。

「虹の呪い編」ではアニメで先行して登場していた呪われた赤ん坊アルコバレーノが7人全員登場する。勝者一人だけ呪いが解かれるという代理戦争には黒曜、ヴァリアー、ミルフィオーレファミリー、シモンファミリーという過去の敵勢力が参加し、オールスター戦の様相を呈した。

 『REBORN』ではミルフィオーレファミリーと戦った未来編が盛り上がった。『REBORN』はイタリアのマフィアの話であるが、主人公らは日本人であり、日本の漫画としての限界があった。これに対してミルフィオーレはマフィア風のメンバーが揃っていた。組織内部もホワイトスペルとブラックスペルに分かれ、読者を惹き付ける要素があった。

 未来編の次の継承式編で戦った相手はメンバーの大半が日本人的風貌の中学生であるシモンファミリーである。漫画の世界であっても、あまりのリアリティーのなさが継承式編低迷の一因である。その意味でミルフィオーレの再登場は人気浮揚策になる。

 バトル漫画では主人公達は戦いを重ねる度に強くなっていく。強さのインフレと呼ばれる現象であるが、『REBORN』も例外ではない。最初のバトル長編である黒曜編で戦った頃よりもツナ達は格段に強くなっている。武器も進歩している。そのため、ツナはビビっているものの、読者から見ると黒曜は敵としては見劣りする。黒曜のリーダーの六道骸も、お笑いキャラが板に付いてきている。その黒曜がどれだけ活躍するか、読者が想定する強さのランクを打ち破る意外性を期待したい。

(林田力)

ピックアップ
トレンド新着記事
注目動画

一覧へ

アクセスランキング

  • 総合

  • お笑い

  • アイドル

注目画像
  • ゆうみ 最新DVD『ふわっとゆうみ』発売記念 7月16日
  • 平塚奈菜 9枚目DVD『32(サーティーツー)』発売記念 7月16日
  • 柳瀬早紀 12枚目DVD『溢れる想い』発売記念 7月16日
  • 阿部桃子 ファーストDVD『switch on』発売記念 7月9日
  • 手塚せいあ 3枚目DVD『手塚せいあはリアル彼女』 発売記念 7月9日
  • 本田みく デビューDVD『MIX Juice』発売記念 7月9日
  • 戸田れい 25枚目DVD『BEAU T RENTE』発売記念 7月8日
  • 本郷杏奈 2枚目DVD『はにかみカノジョ』発売記念 7月2日

一覧へ

▲ページトップへ戻る