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爆笑問題太田「あんなもん吹けば飛ぶような賞」 ブルーリボン賞逃し本音が漏れる

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爆笑問題・太田光

 1月22日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)において、21日に発表された第61回ブルーリボン賞について語られた。同賞へは元SMAPの香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎が出演したオムニバム映画「クソ野郎と美しき世界」のうち、太田光が監督した「光へ、航る」がノミネートされており、太田の受賞に期待がかかるも、実際に監督賞を受賞したのは「孤狼の血」「止められるか、俺たちを」「サニー/32」の白石和彌監督であった。さらに、昨年の話題作にしてヒット作の上田慎一郎監督の「カメラを止めるな」は作品賞を受賞した。

 太田は、受賞スピーチで白石監督が自分の名前を出さなかったことに不満だったようで、「あんなもんなんでもないですよ。吹けば飛ぶような賞ですよ」と言いつつも、「だけど、監督賞としてスピーチをする場合、下々の人に言うべきだと思うんですよ。僕だったらスピーチでまず白石さんの名前を出しますね。W受賞ということで僕の中でさせてもらいますから」と話した。

 最初はへりくだっていたものの、段々と太田の言葉が荒れて行き、「人間的にできているならば、大人のマナーとしてほかの作品のこと言えや。お前だけ独り占めかよ」と嘆き節だった。これには、相方の田中裕二も予想していたこととはいえ、「そうなっちゃったから……」と呆れ気味のようだった。太田は続けて「ネット社会が炎上しますよ」と言うと、田中から「お前だけが炎上させてるんだよ。そんなコメントびっくりするだろうな」と正論ツッコミを入れていた。

 これには、ネット上では「太田ってふざけてるけど、けっこう映画賞欲しかったんじゃないの」「こういう正直な気持ちを出すところは嫌いじゃないわ」といった声が聞かれた。太田の毒舌には、本音や嫉妬がまざっているのは確かだろう。

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